私はいつも、シャープペンシルとA4の紙を携帯しています。
ぱっと思いつくアイデアを、紙に書きとめるためです。
書きとめるアイデアは、箇条書きもありますが、時には、マインドマップ形式で書きとめることもあります。
マインドマップとは、木の形のように、1つの根っこからたくさんの枝がわかれ、枝から葉がわかれる表記方法です。
形が、魚の骨のようにも見えることから、別名「フィッシュボーン」と呼ばれることもあります。
詳しくお話ししようとすると、1冊本ができるので、詳細については割愛させていただきます。
マインドマップは、小さなメモ帳では、十分に書ききれません。
壮大なスケールで物事を考えるとき、ある程度の大きさのメモ用紙が必要です。
本を読んだり、1人で考え事をしたりしていると、たくさんの情報が頭の中に入ってきます。
だんだん頭の中の整理がつかなくなり、ごちゃごちゃになります。
たくさんのことを整理して、一度に考えられるほど私の頭はよくありません。
そんなときこそ、マインドマップを活用しています。
目的を基点にして、そのために必要な目標・行動・期間・お金などを整えて書きます。
特に、壮大なスケールで考えるときには有効な記述方法です。
私の場合、箇条書きだけでなく、マインドマップ形式でメモを取るようになってから、頭の整理がしやすくなりました。
書くと、同時に頭の中が整理されます。
書いたものは消えませんから、記憶を保持する労力から開放され、整理作業が容易になります。
また一目で全体像が確認できるので、バランスの取れた考え方ができるようになります。
また、書くという作業そのものに、吐き出す作用があります。
書いて目に見える形にすることで、無意識の思考が表面化されます。
頭の整理、心の整理に、ぜひマインドマップをおすすめします。