気の利く人は「まとめて一緒に」という習慣を身につけています。
自分の用事で行動するときに、相手の用事も一緒にできないかと考えるのです。
たとえば、友人と2人でカジュアルなレストランへ食事に行ったとします。
2人とも、喉が渇いているのでドリンクバーを注文します。
自分のドリンクを取りに行くときに、自分の分だけを取りに行くのではありません。
気の利く人は、友人の分も一緒に持ってこようと心がけます。
「飲み物を持ってくるけど、何がいい?」と、友人の好みを尋ねます。
自分がドリンクを持ってくるついでに、友人のドリンクも一緒に持ってくるのです。
ついでですから、手間は、さほど変わりません。
友人は、優しい心遣いに嬉しく思うでしょう。
これが、気の利く行動です。
自分のことだけしか考えるのではなく、相手の人のことも考えます。
気の利く人は、友人が少しでも楽ができるように、知恵を働かせます。
自分が行動するついでに、相手の分もまとめて一緒にできないかと考えるようにしましょう。