執筆者:水口貴博

頭の使い方がうまくなる30の方法

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椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。

椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。 | 頭の使い方がうまくなる30の方法

二宮金次郎(二宮尊徳)は、まきを背負って、歩きながら勉強したことで有名です。

のちに金次郎は、努力して武士の身分にまでになり、農地改革に尽力します。

江戸時代後期に「報徳思想」を唱え、農村復興政策を指導しました。

大業を成し遂げることができたのは、子どものころに歩きながらの勉強が、土台になっているからです。

歩きながら勉強していると、大変そうに見えます。

しかし、記憶効率は、いいのです。

私は以前に、歩きながら勉強をしたことがあります。

意外なことに、よく頭に入った経験がありました。

もちろん数学のような数式を紙に書いて問題を解く場合には不向きですが、単純な読書なら、スムーズに進みます。

椅子に座って読書をするより、歩きながらのほうが、明らかに頭に入ってきます。

体を動かしているから、血流量が上がり、脳の働きが活発になっているからです。

椅子に座って勉強していると眠くなるのは、血流量が停滞して、脳の活動もうつらうつらしてしまうからです。

記憶には、体を動かして、血液の流れをよくすることがポイントです。

体を動かすと、体全体の血液の流れがよくなり、脳へ循環する血流量も同時に増えるため、記憶力、発想力、想像力が高まります。

二宮金次郎の大業の秘密は、歩きながら勉強したことにあるのです。

まきを背負って勉強している姿は、大変そうに見える一方、効率のよい勉強の手本なのです。

頭の使い方がうまくなる方法(4)
  • 歩きながら、勉強する。
休憩を挟まない。

頭の使い方がうまくなる30の方法

  1. 頭の使い方を、上手になろう。
  2. 勉強の第一歩は、恥ずかしさを捨てること。
  3. 音読をすると、覚えやすく忘れにくくなる。
  4. 椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。
  5. 休憩を挟まない。
  6. 謙虚な人こそ、本当に強い人。
  7. 頭がいい人は、頭を使わないようにする。
    頭が悪い人は、頭を使おうとする。
  8. 集中力は頭の善しあしではない。
    興味を持つか、持たないかである。
  9. 捨てるから、集中できる。
    捨てないと、集中できない。
  10. 集中力は、仕事の質に比例する。
  11. 社会では「専門家」という生き方しかない。
    何でも屋はつぶれてしまう。
  12. 本当に役立つ学びとは、知識ではなく知恵。
  13. やる気がなければ、もらえばいい。
    音楽からパワーをもらおう。
  14. 紙の辞書と電子辞書。
    どちらが自分にふさわしいのか。
  15. 勝つ人は、スピードより、継続を重視している。
  16. 本を読むことは、先を読むことである。
  17. システムの自動化は、成功への第一歩。
  18. 失敗する人は、1人でしようとする。
    成功する人は、協力を得ようとする。
  19. 結びつけて覚えることが、記憶のポイント。
  20. 本当に優良な情報は、人からやってくる。
  21. 情報の独り占めをする人は、失敗する。
    情報の公開をする人が、成功する。
  22. 成功者は、知識より、人柄を磨く。
  23. 頭で覚えないようにしよう。
  24. 記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
    記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。
  25. 自分を変えない。
    「ありのままの自分を生かす」と考えよう。
  26. すべての人は、才能そのものである。
    自分にしかない味を生かそう。
  27. 自分らしく生きると、元気になる。
  28. 不得意なところは克服しなくていい。
    得意なことだけを伸ばして生きる。
  29. 愚者は、先生だけを頼りにする。
    賢者は、すべての人を先生にする。
  30. さっと動く。
    ダメならさっと引く。

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