執筆者:水口貴博

頭の使い方がうまくなる30の方法

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自分を変えない。「ありのままの自分を生かす」と考えよう。

自分を変えない。「ありのままの自分を生かす」と考えよう。 | 頭の使い方がうまくなる30の方法

あなたは今まで「なりたい」という生き方をしてきたのではないでしょうか。

「もっとかわいくなりたい」

「もっと美しくなりたい」

そう考えて、ファッション雑誌を読んだり、鏡とにらめっこしながらお化粧したりとしていたことでしょう。

しかし、いつまで経っても、自分の納得いくような美しさが表現できないことに悩んでいるのではないでしょうか。

もともとある顔立ちから、お化粧やファッションでちょっとごまかそうとしても、本来の自分はやはり変えられない……。

では、質問の仕方を変えます。

あなたは、どんな自分ですか。

今、自分はどのような顔をしていますか。

「どんな自分になりたいか」ということは、頻繁に考えることはあるでしょう。

「すでにある自分はどんな自分なのか」とはなかなか考えたことがないのではないでしょうか。

「なりたい」はまったく考えなくていいのです。

ありのままの自分を生かすということだけ考えていればいいのです。

花で考えてみましょう。

バラとユリの花があります。

どちらの花も、美しい花ですよね。

ただ、その美の表現はまったく異なります。

バラにはバラの美の表現があり、ユリにはユリの美の表現があります。

もし、バラがユリになろうとしても、無理です。

理由はいうまでもありませんね。

そもそも、個体として異なるからです。

一方、ユリがバラになろうとしても、それも不可能です。

そもそも自分は、自分にしかなれないのです。

花は「あのようになりたい」とは考えません。

「そのままの自分を生かしたい」という生き方をしています。

自分の持ち味を曲げず、折らず、むしろ素直にそのままを表現しようとします。

最初からバラはバラなのですから、バラとして生きることが最も自分を生かした生き方です。

ユリは最初からユリなのですから、ユリとして生きることが最も自分を生かした生き方です。

ゆえに、バラにはバラの美しさがあり、ユリにはユリの美しさがあるのです。

見た目、香りは異なりますが、どちらも素晴らしい花ですね。

この「ありのままを生かすこと」を自然は間違えません。

しかし、人間は間違うのです。

人間は「欲」で物事を考えるからです。

「このようになりたい」という生き方をしていませんか。

そもそも、あなたは最初から持っている自分があるのですから、その自然に反してはいけないのです。

そもそもできないのです。

バラがどんなに頑張ってもユリにはなれないように、あなたはあなた以外にはなれないのです。

「このようになりたい」というのは欲の表現です。

自分がこうなりたい思いは、欲が先行しています。

生き方上手な人は「なりたい」という生き方はしません。

「そのままの自分を生かしたい!」と考えます。

花がそうであるように、自分を知り、自分を生かした生き方が、一番の幸せになります。

あなたは今どんな顔をしていますか。

かわいい系ですか。

美人系ですか。

まず、そのありのままを受け入れることから始めましょう。

どんな顔であろうと、その顔立ちを生かそうと考えましょう。

そもそも持っているその顔を生かした美の表現が、一番あなたらしい生き方ができます。

「でも、自分の顔、気に入らないし。アイドルのような顔になりたい!」

ほら、欲なのです。

自然に反した生き方はできないのですから、まず自分を受け入れ、そのままを表現していくのです。

自分しか持っていない、たった1つの顔なのですから、自分にしかできない美の表現があるはずです。

それが、あなたのするべき、本当の美の表現なのです。

頭の使い方がうまくなる方法(25)
  • ありのままの自分を、生かす。
すべての人は、才能そのものである。
自分にしかない味を生かそう。

頭の使い方がうまくなる30の方法

  1. 頭の使い方を、上手になろう。
  2. 勉強の第一歩は、恥ずかしさを捨てること。
  3. 音読をすると、覚えやすく忘れにくくなる。
  4. 椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。
  5. 休憩を挟まない。
  6. 謙虚な人こそ、本当に強い人。
  7. 頭がいい人は、頭を使わないようにする。
    頭が悪い人は、頭を使おうとする。
  8. 集中力は頭の善しあしではない。
    興味を持つか、持たないかである。
  9. 捨てるから、集中できる。
    捨てないと、集中できない。
  10. 集中力は、仕事の質に比例する。
  11. 社会では「専門家」という生き方しかない。
    何でも屋はつぶれてしまう。
  12. 本当に役立つ学びとは、知識ではなく知恵。
  13. やる気がなければ、もらえばいい。
    音楽からパワーをもらおう。
  14. 紙の辞書と電子辞書。
    どちらが自分にふさわしいのか。
  15. 勝つ人は、スピードより、継続を重視している。
  16. 本を読むことは、先を読むことである。
  17. システムの自動化は、成功への第一歩。
  18. 失敗する人は、1人でしようとする。
    成功する人は、協力を得ようとする。
  19. 結びつけて覚えることが、記憶のポイント。
  20. 本当に優良な情報は、人からやってくる。
  21. 情報の独り占めをする人は、失敗する。
    情報の公開をする人が、成功する。
  22. 成功者は、知識より、人柄を磨く。
  23. 頭で覚えないようにしよう。
  24. 記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
    記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。
  25. 自分を変えない。
    「ありのままの自分を生かす」と考えよう。
  26. すべての人は、才能そのものである。
    自分にしかない味を生かそう。
  27. 自分らしく生きると、元気になる。
  28. 不得意なところは克服しなくていい。
    得意なことだけを伸ばして生きる。
  29. 愚者は、先生だけを頼りにする。
    賢者は、すべての人を先生にする。
  30. さっと動く。
    ダメならさっと引く。

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