自分の頭のよさに自信がなければ、謙虚に生きることをおすすめします。
謙虚になれば、頭のよさを上回ります。
どんなに頭のいい人でも、謙虚な人にはかないません。
人生で成功する人、生き残れる人は、謙虚な人です。
成功する人といえば「頭のいい人」というイメージが多いようです。
しかし、本当の成功者は、頭がいい人より、謙虚な人なのです。
頭がいい人は、知識が豊富なので、知っていることしか対応できません。
頭がいい人は、勉強をして、知識だけを頼りに生きてしまいます。
ゆえに、知っていることだけしか行動しなくなり、制限的になってしまう。
知識を頼りに生きている人は、知っている土地は詳しくても、知らない土地へは旅行できません。
知らない土地では、知り合いもいなくて、道もわからないと思うからです。
迷子になってしまうのです。
知識を頼りにすると、知っていることしか行動できなくなります。
しかし、謙虚な人は、迷子になりません。
「人から聞けばいい」という姿勢を持っているからです。
人から話を聞くということには、謙虚な姿勢が必要です。
頭を下げて、腰を低くして、教えてもらうことは、謙虚でないとできません。
しかし、謙虚さがあれば、どこへ、いつ行っても、迷子になることはありません。
世界を旅するバックパッカーには、謙虚な人が多い。
私が留学時代に、バックパッカーと出会ったときには、謙虚な姿勢でした。
「教えてください」という謙虚な姿勢であり、柔らかい物腰だから、ついこちらも教えます。
たとえ言葉がわからなくても、謙虚な姿勢ですから、気持ちは誰にでも伝わります。
言葉がわからなくても、身ぶり手ぶりで土地を知り、生き抜けます。
バックパッカーの本当の強さは、謙虚なのです。
謙虚な人のほうが、頭のいい人より、強く生きていくことができるのです。