「歌声のような着信音!」
「着信メロディーで、癒されよう」
今は、携帯の着信音とはいえ、高品質です。
昔とは違い、今の携帯電話には、さまざまな着信音や着信メロディーだけでなく、自分の声まで設定できます。
通常の「ピピピ」といった着信音から、有名アーティストの歌声をそのまま着信音にすることもできてしまいます。
素晴らしい世の中にはなりましたが、それだけ品性を問われる時代となりました。
どんな着信音であろうと、空気を読み、雰囲気を壊さないための着信音は、1つしかありません。
「着信音オフ」です。
ピピピと鳴り響く着信音は、その瞬間に雰囲気を壊してしまいます。
みんなで飲み会のとき。
会議の最中。
電車の中。
クラシックコンサートのときは、いうまでもありません。
どんな雰囲気でも、着信音がなった瞬間、空気を壊し、不快な気持ちを周りにばらまいていることに気づかなければなりません。
着信音をいつも設定している人は、自分に自信がない人です。
今、はやっている曲を着信音に設定して、周りに聞かせることで「自分はイケてるだろ」と、遠回しに自慢をしている姿です。
かっこいいと思い込んでいるのは、本人だけです。
周りの人は「うるさい音だな。早くその音を止めてくれ!」と、不快になっていることに、まったく気づいていません。
空気を読めない人は、かっこつけようとすることから始まります。
かっこつけようとすると、周りの雰囲気から脱線してしまいますから、空気が壊れます。
突然鳴り響く着信メロディーは、周りの雰囲気を壊すことになってしまうのです。
私は、ここ数カ月の間、自分の電話の着信音は聞いたことがありません。
いつもバイブレーションに設定をしているため、着信音を聞くことがありません。
どんな着信音に設定しても、ほかの人の迷惑になることを考えれば、どの音も設定ができないのです。
とはいえ、完全に音がなければ、着信に気づきませんから、バイブレーションを設定して、気づけるようにしています。
周りの迷惑を考えるなら、着信音はオフにしておきましょう。