余裕がないときは、人に優しくできなくてもいいのです。
別におかしなことでも悪いことでもありません。
それが普通だからです。
少なくとも他人を不快にさせることさえなければ十分です。
利他的行動は、余裕があるからこそできるものです。
余裕がないとき、無理して人に優しくしようとすると、ますます余裕がなくなってしまいます。
ますます体力が削られ、ますますメンタルが不安定になって、心が折れてしまいます。
体力・気力がゼロになるどころか、マイナスになってしまいます。
不調のときに無理をすると、症状が悪化して、越えてはいけないラインを越えてしまいます。
ぱたりと倒れてしまう可能性もゼロではありません。
人に優しくできても、自分がダメになっては意味がありません。
「無理は禁物」ということです。
余裕がないときは、余裕ができるまで、人に優しくすることをお休みしましょう。
人に優しくできなくても、自分を責めません。
落ち込む必要もないし、自分を責める必要もありません。
「今は余裕がないから」でいいのです。
余裕がないときは、それが普通のことです。
人に優しくすることを完全にやめるわけではなく、余裕ができるまでの一時的なお休みと考えましょう。
それが「自分に優しくする」ということです。
人に優しくする前に、まず自分に優しくすることが大切です。
余裕がないときは、人に優しくすることをお休みしたら、それはそれで「自分」という人に優しくしたことになります。