自分の中には優しい心があります。
「私には優しい心がない。どうしても人に優しくできない」と言う人がいます。
それは誤解です。
優しい心がない人はいません。
どんな人にも必ず優しい心が内在しています。
性格の悪い人でも、愛する人の前では優しくなります。
一見優しくない人は、優しい心が眠っているだけです。
どれだけ極悪非道の囚人であっても、感動のドラマや映画を見れば、ぼろぼろ涙を流すのです。
それはどんな人の中にも愛があり、優しい心があるという証拠です。
では、どうして優しい心がないと感じてしまうのかというと、満たされていなかったり余裕がなかったりするからです。
誰でも満たされていないと、心が欠乏を感じ、素直な優しさを表現できません。
余裕がないと、自分のことでいっぱいいっぱいとなり、優しくするどころではなくなります。
優しい心があっても、表現方法がわからないと、うまく接することができません。
それだけのことです。
優しい心はあっても、満たされていなかったり余裕がなかったりすると、表に出なくなります。
自分の中には、優しい心があると信じてください。
「私には優しい心がない」と思っていると、せっかく素晴らしい心が封印され、上手に表現できなくなります。
信じることで、自信がつきます。
表現したいと思うようになります。
心は目に見えませんが、誰にでも存在するものであり、これほど大切なものもありません。
優しくなるためにも、まず余裕を作ることが大前提です。
そして、楽しみや喜びで心を満たしていくことが大切です。