うっかり人に厳しく当たってしまったら、すぐ謝りましょう。
「今さら遅い」「もう取り消せない」と思うかもしれません。
たしかに言葉も態度も、一度表に出したものを取り消すのは難しいでしょう。
相手の記憶に残り、忘れようにも簡単には忘れられないものです。
だからといって、そのままで何もしないで終わらせるのは良くありません。
やはりきちんと謝っておくほうが丁寧です。
きちんと頭を下げて「ごめんなさい」と伝えます。
不快な気持ちにさせてしまったことを心からわびます。
対面がベストですが、電話やメールでもかまいません。
取り消せない言葉もあるかもしれません。
取り消せない言葉だとしても、謝罪の言葉があるかないかで印象が違います。
相手に大きなショックを与えた分だけ、謝罪にもしっかり力を入れましょう。
謝罪の言葉があれば、相手の心の傷はいくばくか和らぐでしょう。
しばらく時間がたってから、自分の悪態や言い過ぎに気づくことがあります。
自分の行為が恥ずかしくなり、じわじわ胸の痛みが大きくなって苦しくなります。
そのままスルーで済ませるより、きちんと謝罪をしておくほうが丁寧です。
遅くなってもいいのです。
許してくれるかどうかは相手次第ですが、自分なりにできることはしておきたい。
きちんと謝ることができれば、少なくとも相手に対して誠実な態度を取ったことになります。