トラブルが起こったとき、自責の念に駆られる人がいます。
「トラブルが起こった。恥ずかしい。情けない。なんて自分は愚かなのだろう」と。
トラブルを起こした自分を責める必要はありません。
反省は必要ですが、自責は不要です。
自己嫌悪になる必要もありません。
何事もトラブルはつきものです。
トラブルは、起きるときには起きます。
どれだけ注意しても、どれだけ対策をしていても、完全にトラブルを防ぐ方法はありません。
人間ですから「うっかり」もあります。
うっかりがあるのは、人間らしいとも言えます。
不注意は誰にでもあることで、ど忘れをすることもあって当然です。
人生にトラブルはつきものなのですから、トラブルが起こっても、自分を責める必要はないのです。
大切なことは「トラブルに立ち向かっている自分を褒める」ということです。
トラブルが起こったとき、2通りの人がいます。
「逃げる人」と「立ち向かう人」です。
残念ながら現実では、逃げる人のほうが圧倒的に多いのです。
トラブルは面倒なことです。
嫌なことであり、ストレスも多くて、目を背けたくなります。
そのためほとんどの人が、放置したり見て見ぬふり後回しにしたりします。
そんななか、あなたはきちんとトラブルに立ち向かっています。
まだ解決していなくてもいいのです。
立ち向かっている時点で、十分立派なことです。
トラブルを起こした自分を責める暇があれば、トラブルに立ち向かっている自分を褒めましょう。
「きちんと立ち向かっている自分は偉い。自分はよく頑張っている!」と。
自分で自分を認めることは大切です。
自分に自信がついて、明るい気持ちにもなり、ますます行動力が出てきます。
その調子でどしどし動いていけば、解決するのは時間の問題です。
トラブルは、きちんと行動してやるべきことをやれば、意外とあっさり解決するものです。
解決できるできないではなく、行動するかしないかです。
解決は、目前まで来ています。
解決の扉は、もうすぐ開くのです。