日記は、自分の足跡です。
日頃から日記を付けている人もいるのではないでしょうか。
トラブルが起こったときは、その出来事を日記に書き留めておきましょう。
トラブルは、絶好の日記ネタです。
発生の経緯、トラブルの原因、解決した方法、今後の対策などなど。
トラブルの詳細について書けば、5行や10行はすぐ埋まるはずです。
余白に余裕があれば、一部始終を書くのも良し。
そのときの気持ちや精神状態も書いておくと、ますます具体的な記録として残ります。
トラブルは、後から「良い思い出」に変わります。
トラブルには嫌な印象があるものですが、そのときだけです。
時間が経つにつれて、嫌な感情は消えていき、良い感情だけ残ります。
後から日記を振り返ったとき「そういえばこんなこともあったな。今となっては良い思い出」と心を動かされるのです。
「トラブルのことは書きたくない」「日記には嫌なことを書かないことにしている」という人もいるかもしれません。
もちろん日記の書き方は自由です。
トラウマ級のトラブルがあるのも事実。
「嫌なことは早く忘れたい。記憶から消し去りたい」という人もいるはずです。
良いことだけ書いては、嫌なことは書かないというルールも悪くありません。
そんな人は、せめて反省点だけ書いてみてはいかがでしょうか。
トラブルを通して得られた知恵と教訓があるはずです。
トラブルの詳細は書かなくていいので、反省点だけ書くのです。
反省点だけは忘れないようにしたい。
「必ず○○をする」「○○をしてはいけない」など書けば、後から振り返ったとき、注意喚起になります。
同じトラブルが起こらないようにすることが大切です。
人は、反省するから成長します
反省まで忘れたら元通りになってしまい、トラブルを乗り越えた意味がありません。
遅かれ早かれ、同じ過ちを繰り返してしまいます。
成長をたしかなものにするためにも、反省点だけはきちんと書き留め、忘れないようにしておきたいのです。