トラブル対応に奔走する日々を送っていると、トラブルの夢を見ることがあります。
うまく解決できるポジティブな夢もあります。
一方、トラブルを解決できなくて四苦八苦しているネガティブな夢もあります。
特に嫌な夢を見たときは、寝汗をびっしょりかいていて、寝起きの気分も良くありません。
「正夢になったらどうしよう」と不安に駆られることもあるでしょう。
トラブル対応をしているときに限って、トラブルの夢を見る頻度も多くなるはずです。
なぜトラブルの夢を見るのでしょうか。
夢は、日中に入ってきた情報を整理する様子といわれています。
睡眠中、後から利用しやすくなるよう、日中に蓄えられた記憶を取り出したり、まとめたりします。
わかりやすく言うと「書店での新刊陳列」です。
書店の営業時間に大量の新刊が入荷され、閉店後、その新刊を各本棚に陳列していくイメージです。
睡眠中の夢もこれと同じです。
脳は睡眠中、日中に入ってきた記憶の整理をするため、夢はいつも支離滅裂な内容になるのです。
つまり、トラブルの夢を見るのは、それだけ日中トラブルについて真剣に考えている証拠といえるのです。
安心してください。
トラブルの夢を見たからといって、呪われているわけではありません。
嫌な夢を見るかもしれませんが、ただの夢です。
現実に起こっているわけではありません。
「夢で良かった」とほっと安心するくらいでちょうどいいのです。
むしろトラブルの夢を見るくらい、一生懸命になっている自分を褒めてください。
そして自分の努力を認めましょう。
トラブル中にトラブルの夢を見るのは、良いことです。
良い夢であれ悪い夢であれ、それだけ現実世界を一生懸命生きているということです。
トラブルの夢を見るくらい、真剣にトラブルと向き合っているなら、きっとうまく解決するはずです。
トラブルの夢は、まもなく解決するサインなのです。