トラブルに立ち向かう前に、次の一言を自問してみてください。
「今起きていることは本当にトラブルなのか」です。
実際は普通の出来事なのに、トラブルだと勘違いして騒いでいるケースがあります。
「水道工事のため、10月25日の13時から2時間ほど断水する」という事前通知がありました。
予定の時間になったとき「水が止まった! トラブルだ!」と思うのはお門違いです。
トラブルでも何でもありません。
普通の工事です。
水道工事であることがわかっていて、きちんと事前通知も行われています。
トラブルではないのに、トラブルだと騒いでも仕方ありません。
断水するといっても、2時間程度の我慢で済む話です。
行動を起こさなくても、普通に時が過ぎるのを待てば、自然と解決するのです。
友人と遊ぶ約束で待ち合わせをしていたところ、ドタキャンされてしまい、トラブルだと騒ぐ人がいます。
これでも誤解です。
トラブルではありません。
単なるドタキャンです。
残念ながらドタキャンは、ときどきあることです。
急な都合ができて、仕方なく直前でキャンセルすることはあるもの。
きっとあなたも急な都合ができたため直前でキャンセルしなければいけない状況になり、相手に迷惑をかけたことがあるでしょう。
「仕方ない。こういうこともあるか」でさらっと流せばいいのです。
空いた時間を使って映画や買い物を楽しめば、上手に1人時間を満喫できます。
文書作成ソフトを使っていたところ、アルファベットの1文字目が勝手に大文字に変換されました。
「おかしい、トラブルだ!」と騒ぐのはお門違いです。
これもトラブルではありません。
ただの仕様です。
「オートコレクト機能」といいます。
文書作成ソフトによっては、初期設定で、アルファベットの1文字目が自動で大文字に変換されるようになっていることがあります。
この場合、設定を変更して、オートコレクト機能をオフにすればいいだけです。
オフにする方法は、ネットで調べればすぐ出てきます。
トラブルではないのに、トラブルと騒いでも仕方ありません。
「今起きていることは本当にトラブルなのか」と考えてみましょう。
トラブルでなければ、じたばた騒ぐ必要もないのです。