公開日:2023年9月24日
執筆者:水口貴博

ピンチに強い人になる30の方法

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ピンチのとき「必死」になってはいけない。

ピンチのとき「必死」になってはいけない。 | ピンチに強い人になる30の方法

ピンチのとき、必死になってはいけません。

「必死になってどこが悪いの? 必死になるのはいいことじゃないの?」と思うかもしれません。

目標に向かってひたむきに努力するイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

ここに落とし穴があります。

ひたむきに努力するのはいいのです。

問題なのは「余裕がない」という点です。

ピンチを乗り越えるためには、冷静が欠かせません。

ピンチのときは焦りや不安が強く、精神的にも不安定な状態のため、まず落ち着きを取り戻し、冷静になることが大切です。

しかし、せっかく冷静になれても、必死になっては逆効果です。

再び余裕が失われ、いっぱいいっぱいになります。

必死には、余裕がありません。

地に足がついていない状態です。

目の前に集中はできていますが、視野が狭くなっていて、客観性が失われている状態です。

必死になっていると、空回りも増えます。

自制心が失われ、誤った判断を下したり、してはいけない行為に走ったりすることになるのです。

ピンチのときに大切なのは「必死」ではなく「本気」です。

本気は、冷静な思考のうえでベストを尽くすということです。

生半可な気持ちではなく、真剣な気持ちで取り組みます。

誠実に問題と向き合い、ベストを尽くして取り組みます。

本気には、いい加減な考えや遊びの気持ちはありません。

集中して取り組みながらも、途中でおかしいと気づいたら、すぐ軌道修正を行います。

「あくまで冷静を保ちながら、全力を発揮する」ということです。

ピンチを乗り越えたりチャンスに変えたりするためには、本気になることが欠かせません。

本気になるから、ピンチから乗り越えるパワーが湧いたり、チャンスに変えるアイデアが生まれたりするのです。

奇跡的な展開も、信じられないような底力も、本気から生まれるのです。

ピンチに強い人になる方法(15)
  • ピンチのときは、必死ではなく、本気になる。
ピンチのとき、尊敬する人を思い浮かべると、適切な解決策が見えてくる。

ピンチに強い人になる30の方法

  1. ピンチから目を背けない。
    ピンチであることを認める。
  2. 「私はピンチに強い人間だ」と思い込む。
  3. ピンチのときは、ピンチに集中する。
  4. ピンチのときは、呼吸を整える。
  5. 行動する前から、諦め思考にならない。
  6. 判断は慎重に。
    行動は大胆に。
  7. ピンチに強い人には、体力がある。
  8. ピンチの心構えがあれば、動揺しない。
  9. 今までで一番大変だった状況を思い出せば、今のピンチがささいに思える。
  10. ピンチのとき頼りになるのは、日頃からの人間関係。
  11. ピンチを乗り切る自信は必要ない。
  12. もたもたしないですぐ取りかかる。
  13. 時間がないことに、感謝する。
  14. ピンチのときは「ダメ元の精神」が大切。
  15. ピンチのとき「必死」になってはいけない。
  16. ピンチのとき、尊敬する人を思い浮かべると、適切な解決策が見えてくる。
  17. 叱られることから逃げない。
  18. 相手を責める分だけ、問題解決が遅くなる。
  19. 満点を目指さなくていい。
    合格点をクリアできればいい。
  20. くよくよを引きずっていると、ピンチを乗り越えられない。
  21. 1人で抱え込まない。
    1人で難しいことは、素直に人の力を借りよう。
  22. ピンチをチャンスに変えることに固執しない。
  23. 映画やドラマのピンチシーンは、最高の参考書。
  24. 日頃からピンチを経験している人は、ピンチに強い。
  25. 他人のピンチをばかにする人は、自分がピンチのとき、助けてもらえない。
  26. お守りを持っている人は、ピンチのときに強い。
  27. メリットのないピンチは、1つもない。
  28. 1つの解決策で安心しない。
    万一に備えて、代替策も考えておく。
  29. 途中で判断を誤ったと気づいたら、早めに軌道修正するのが吉。
  30. ピンチを乗り越えられたら、きちんと紙に書き留めておこう。

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