アニメ『ドラゴンボール』の主人公の孫悟空は、ピンチになると、スーパーサイヤ人に変身します。
黒髪から金髪に変わって、全身から金色のオーラがほとばしります。
体格が一回り大きくなって筋骨隆々となり、大幅に戦闘力が上昇です。
弱々しかった孫悟空が、パワーもスピードも段違いにアップして、そこから逆転劇が始まります。
見事敵をやっつけ、ピンチを切り抜けるのです。
この話から学べることがあります。
私たちもピンチになったとき、スーパーサイヤ人のように強く変身するのです。
「あれは漫画の話であって、現実にはあり得ない」と思うかもしれませんが、誤解です。
現実にも通じるところがあります。
私たちの中には、本気モードのスイッチがあります。
人間に「火事場のばか力」が備わっていることは、すでにご存じでしょう。
本気モードは普段スイッチがオフになっていて、使われていない状態です。
サイヤ人に変身形態があるように、人間にも変身形態があるのです。
ピンチになったときは、強く変身しましょう。
本気モードのスイッチを入れるのです。
「さあ、今から本気モードだ!」と強く自分に言い聞かせると、心の中で「カチッ」と音がします。
本気モードを強く意識すれば、普段眠っている力が呼び起こされます。
疲れや眠気は吹き飛ぶだけではありません。
心も体もがらって変わり、人が変わったかのように変身できます。
ぐっと気合が入って、体力も集中力も、すさまじい力を発揮できるようになる。
自分でも信じられないような、底力を発揮できるようになるのです。
本気モードはすべての人に備わっています。
もちろんあなたの中にも、本気モードが備わっています。
それを生かすか生かさないかです。
ピンチのときは、スーパーサイヤ人になったつもりで、変身してください。
潜在的な力を発揮させれば、ピンチを切り抜けられるのです。
本気モードになって、奇跡が起こしましょう。