映画やドラマでは、必ずピンチシーンが出てきます。
山で道に迷った、仕事で重大なミスをした、急に会社が倒産した、突然強盗に入られた、大事な試合の直前で事故に遭った。
一口にピンチと言っても、その内容はさまざまです。
人ごととして見るのではなく「自分だったらどうするか」という視点で考えてみることです。
頭の中でイメージを膨らませてみましょう。
これは一種のイメージトレーニングです。
ピンチの模擬練習ができます。
同じようなピンチが自分の身に起こらないとは限りません。
日頃から映画やドラマを見るたびに「自分だったらどうするか」と考えると、ピンチのときにも強くなります。
映画やドラマの主人公たちが、ピンチにどう対応するかも参考にすることです。
「こうすればいいのか」とグッドなケースも見つかれば「これは良くないな」というバッドなケースも見つかります。
もちろん自分なりにシミュレーションしてみるといいでしょう。
映画やドラマでは、さまざまなピンチを私たちに紹介してくれます。
「自分だったらどうするか」という視点になると、鑑賞の集中力も高まって一石二鳥です。
世の中にはピンチに強い人がいます。
そういう人は、映画やドラマのピンチシーンを「自分だったらどうするか」という視点で鑑賞しています。
日頃からピンチのシミュレーションができていて、頭の中では数多くの解決パターンが蓄積されています。
だから自分に似たようなピンチが降りかかってきたとき、取るべき行動がわかり、さっと動けるのです。
また日頃から映画やドラマのピンチシーンを見ていると、ストレス耐性も身につきます。
いざ自分がピンチになったとき「あの映画のピンチに比べれば、これくらい大したことない」と思え、落ち着いて行動できるのです。