ピンチになったにもかかわらず、素直に受け入れない人がいます。
ピンチから目を背けたり「ピンチにはなっていない」と強情を張ったりです。
「信じられない」「これは何かの間違い」と疑う人も少なくありません。
誰が見てもピンチなのは一目瞭然なのに、なかなか現実を受け入れない人がいるものです。
これは良くありません。
ピンチはピンチです。
ピンチから目を背けていると、ますます深刻化します。
現実から目を背けることは、都合の悪いときであればあるほど、よくありがちです。
ピンチであることを認めなければ、乗り越えることもチャンスに変えることもできません。
どんどん状況が深刻になっていき、いずれ取り返しのつかない、最悪の状況になってしまいます。
特に強がりの人や面倒くさがり屋の人は、都合の悪い現実から目を背ける傾向があるので注意が必要です。
ピンチになったとき、目を背けるのではなく、まず目の前の現実を受け入れることが大切です。
「私は今ピンチの状況に置かれている」と認めます。
ピンチの現状を認めるからこそ、対策を練ったり計画を考えたりグッドアイデアが浮かんだりします。
見たくない現実かもしれませんが、今を正しく認識するからこそ、前に進めます。
ピンチ対応の基本中の基本なのです。