スケジュールを立てても、予定通りに進まなくて困ることがあります。
仕事のスケジュール、勉強のスケジュール、旅行のスケジュール。
思った以上に長引いたり、トラブルで遅延が発生したりなど、予定通りに進まないことがあるものですね。
1つの予定が狂うと後の予定もずらさなければいけなくなり、どんどん予定が狂っていくのです。
このときのストレスは半端なものではありません。
嫌なストレスを感じることになって、いらいらします。
焦りやいらいらを感じているせいで、注意力・集中力が低下して、普段よりミスが発生しやすくなる。
ミスが発生すると、ますます予定が後ろにずれる悪循環に陥り、踏んだり蹴ったりの状態となるのです。
どうすれば予定通りに進むスケジュールを立てられるのでしょうか。
「余白」を設けるのです。
スケジュールを立てる段階が大切です。
予定と予定の間に適度な余白を設けてください。
ぴちぴちのタイトなスケジュールを立てるからいけない。
すべての予定が時間通りに進むことはありません。
タイトなスケジュールを立てると、十中八九、痛い目に遭います。
そもそも「遅延しない」という前提でスケジュールを立てるからいけないのです。
遅延ゼロという状況はほとんどありません。
途中で何らかのトラブルが発生して、遅延が発生するのはよくあることです。
遅延がなければ、運が良かっただけの話です。
「遅延が発生する」という前提で考え、予定と予定の間に余白を設けておけば、どっしり構えていられます。
何らかの事情で遅延が発生しても、後の予定に影響しません。
余白が緩衝の役目を果たし、遅延を吸収してくれます。
特にせっかちな人は、タイトなスケジュールを立てる傾向があるため、しっかり意識をしておきたい。
かっこいい大人は心に余裕を持つように、スケジュールでも余裕を持つことが大切です。
余白はあったほうがいいものではありません。
余白は必要なものです。
予定通りに進むスケジュールを立てるコツは「余白を設けること」にあるのです。