先にスケジュールを思い切って、考えてしまうことです。
スケジュールがあると、それに向かって仕事や勉強を調整できるようになるだけでなく、やる気まで出てきます。
小学生の夏休みを思い出しましょう。
「明日、遊園地に行く」という予定があれば「じゃあ、明日の分の宿題を、今日のうちに終わらせておこう」と思いますね。
実際に、そうするはずです。
やる気も出るはずです。
その感覚でいいのです。
先にスケジュールがあって、後から調整するのです。
スケジュールに多少無理があっても、そのスケジュールで問題なく進められるように、片付けられることを片付けておきます。
もし、ベストなスケジュールを先に考えると、なかなか決断できなくなります。
「あの日はダメ。この日はダメ」と否定ばかりが続き、何も行動できなくなります。
スケジュールは、あえてわがままに決めてしまいます。
後から、そのスケジュールで間に合うように一生懸命になるのです。
いい意味で「焦る」ということです。
人は、スケジュールが最初にあると、そのスケジュールに合わせようと努力し始めます。
やる気という炎が燃えるのです。
「来週テストがある」とわかれば「勉強するぞ」というやる気も出てくるものです。
まず、予定があってこそです。
予定がないと、人間はやる気すら湧いてきません。
予定があるから、やる気が出て、具体的に行動できるようになるのです。