無駄な時間を減らすために侮れないのが「探し物の時間」です。
「どこに置いたかな、どこに入れたかな」
机の上や引き出しの中が散らかっていてごちゃごちゃしていると、あちこち探し回ることになります。
必要なものをどこにしまったかわからないと、それだけ探し物の時間も長くなります。
探し物とはいえ、意外と時間を取られることがあるのではないでしょうか。
誤解を恐れずに言えば、探し物の時間とは、無駄な時間です。
探し物の時間は、時間を浪費しているのと同じこと。
探し物をしている間、本来やるべき仕事はストップします。
探し物に30分も1時間も費やすのは時間の無駄でしかありません。
なかなか探し物が見つからないと、だんだんストレスもたまり、いらいらしてきます。
探し物の時間を減らすことが、無駄な時間を減らすことにつながります。
探し物の時間を減らすなら、日頃から整理整頓が欠かせません。
机の上や引き出しの中など、日頃からきちんと整理整頓をしておきましょう。
日頃からよく使うものは、机の上や引き出しの手前に入れておくと良いでしょう。
必要になったとき、さっと取り出せるので、時間の無駄がありません。
資料は上手にファイリングして、タイトルを書いたりラベルを貼ったりして、上手にファイリングを行います。
戸棚の中もきちんと整理整頓を行い、目的別やカテゴリ別などに分けて、見やすくしておくといいでしょう。
ウォール・ストリート・ジャーナルに興味深い記事が掲載されました。
それによると「一般的なビジネスパーソンは、1年間に6週間もの時間を探し物に費やしている」というのです。
これは非常に驚くべき数字です。
私たちにとって探し物は、時間を奪う大敵です。
忘れてならないのは、パソコン内の整理です。
部屋の整理はできても、パソコン内の整理を忘れていることがあるため、要チェックです。
わかりやすくフォルダーを作ったり不要なファイルは削除したりなどして、見通しを改善しましょう。
大切なことは「使用頻度が高いものほど手前に置くこと」です。
これはアナログでもデジタルでも共通していえることです。
探し物の時間は、なければないほどいい。
探し物の時間をゼロにするのは難しくても、ゼロに近づけることならできるはずです。
日頃からきちんと整理整頓を行い、探し物の時間がゼロにすることを目指していきましょう。