世の中には、信じられないほどばりばり仕事をこなしている人がいます。
多くの著書を出版したり、多くのメディアに出演していたり、いろいろな事業を手がけて活躍していたりなどなど。
多くの仕事をこなしていると、それだけ時間を取られます。
1日は24時間ですが、24時間の限界を超えた仕事をしているように感じられます。
分身の術を使っているのではないかと思ってしまうほど、くるくる働いている人がいます。
膨大な仕事量をこなしていると「あの人はいつ寝ているのだろう」と不思議に思わずにはいられません。
にもかかわらず、本人は涼しい顔をしていて、余裕が見られるのです。
本人に「きちんと睡眠を取ってますか」と尋ねると「毎日たっぷり睡眠を取っている」という不思議な返事が返ってきます。
なぜそれほどたくさん仕事ができるのか。
一言で理由を言うと、人の手を借りているのです。
軽微な仕事は部下に任せ、難しい仕事は外注を頼っています。
窓口業務は秘書に任せ、経理業務は税理士に任せています。
プライベートの掃除や洗濯は家事代行サービスに任せています。
食事は、自分で作るのではなく、外食や宅配を利用しています。
本人は、自分にしかできない仕事だけに取り組んでいて、自分でなくてもできる仕事はどんどん人の手を借りています。
結果として、膨大な仕事量を処理できるです。
世の中には、多作家と呼ばれる作家がいますが、往々にして陰にはゴーストライターが存在しています。
ゴーストライターは、きちんと契約を交わしているなら、合法的な業務です。
多くの仕事をこなしたいなら、どんどん人の手を借りることです。
何でも自分一人でやらないと気が済まないと思っているようではいけません。
人の手を借りることは勇気のいることかもしれませんが、変な見栄やプライドは捨ててしまうことです。
千手観音のように、手が何本もあるわけではありません。
忍者のように、分身の術を使えるわけでもありません。
1日24時間であり、自分の体は1つだけです。
自分の限界を超えたいなら、どんどん人の手を借りていきましょう。
人の手を借りることで、24時間を、48時間にも72時間にも増やすことが可能になります。
一番手っ取り早いのは、外注です。
きちんと相当の対価を支払えば、お願いされる側にとっても収入・売上につながるので歓迎されます。
1日24時間という限られた時間であっても、多くの人の力を借りれば、時間の余裕ができます。
きちんと趣味の時間もあり、睡眠時間もたっぷり取れるのです。