時間の無駄をなくすための工夫の1つが「時間割の作成」です。
学校では授業の時間割があり、バランス良く決められていますが、これを普段の仕事にも活用してみてください。
日々の仕事を振り返ってみると、繰り返しになってことがあるのではないでしょうか。
ある程度ルーティンになっている仕事であれば、大まかな時間割を立てられるでしょう。
それを頭の中で完結させるのではなく、きちんと紙に書くことが大切です。
頭の中だけでは、曖昧で抽象的になりやすいため、実効性に乏しくなります。
箇条書きでも表形式でもかまいません。
30分単位や1時間単位で区切って作成してみましょう。
細かく区切る必要はなく、大まかな区切りで十分です。
きちんと紙に書いて視覚化することで、時間割の存在が明確になります。
うまく時間割をまとめてみると、一目で把握できるため、スケジュール管理がしやすくなります。
「この時間にはこの仕事に取り組む」という意識が働いて、実行に移しやすくなるのです。
たとえば、一例として次のようなイメージです。
もちろん時には仕事が長引いたり急な仕事が入ったりすることもあるでしょう。
時間割のとおりに進まないこともありますが、ないよりあったほうが便利で安心です。
大まかな時間割であっても、作る意義があります。
時間割の存在が自分の行動を制御してくれるのです。