あなたの生活に「探し物の時間」はどのくらいありますか。
探し物の時間がまったくないならいいいのです。
書類や道具など必要なものがあったとき、しまっている場所がすぐ浮かべば、探し物の時間が短くなります。
さっと取り出せれば、次のアクションにもスムーズに取り組め、スピーディーに仕事を進められます。
しまっている場所を把握できていればいるほど、探し物の時間がゼロに近くなります。
探し物の時間が短い人は、日頃から定期的に掃除がされていて、きちんと身の回りの整理整頓ができているはずです。
しかし、探し物の時間が目立っているなら要注意です。
こんな人は、きっと日頃から部屋が掃除されておらず、整理整頓ができていない可能性があります。
身の回りも散らかっているに違いありません。
探し物の時間が長いのは、身の回りの整理整頓がイエローカードになっています。
あらためて身の回りを振り返り、整理整頓に取りかかりましょう。
整理に一定のルールを設けて、ルールに従って整理整頓していきましょう。
まず使用頻度の高いものは、手前に置くようにします。
手の届く範囲にあれば、探すまでもなくさっと手に取れます。
逆に使用頻度の低いものは、棚やキャビネットの奥に保管しておくといいでしょう。
引き出しがたくさんあるなら、ラベルを貼ると分かりやすくなります。
ラベル作成に時間はかかりますが、結果として探し物の時間が減るため、仕事がスピーディーになります。
書籍や雑誌など一列で並べるところでは、ジャンルや大きさなどに分けて並べると、取り出しやすくなって見た目も良くなります。
物を片付ける際、ちょっとだけ記憶に意識を向けることも大切です。
「これは引き出しに入れた。これはキャビネットに入れた。これはめったに使わないから、箱に入れて押し入れの奥に保管した」
意識しながら片付けていけば、スムーズに頭に入って覚えやすくなります。
仕事が速い人は、探し物の時間が短いことが特徴です。
仕事が速い人から、探し物の時間が短くなるのではありません。
探し物の時間が短くなるから、仕事も速くなるのです。
探し物の時間は、短ければ短いほどいい。
探し物の時間は、長くて困ることはあっても、短くて困ることはありません。
仕事が速くなるだけでなく、いらいらすることもなくなるため、ストレスも減ります。
探し物の時間が目立ったら、身の回りの整理整頓について振り返る機会としましょう。