予約をしていたはずなのに、うまく取れていないことがあります。
よくあるのが、日時がずれているケースです。
たとえば「19時」と伝えたところ、相手には「9時」と聞こえるケースもあります。
「15時」と伝えたところ、相手には「5時」と聞こえ、夕方の5時と間違えられることがあるでしょう。
予約時間10分前に足を運ぶと「予約は入っておりません」と言われ「あれ?」となるのです。
こんなとき、強い口調には注意することです。
「私はきちんと言いましたよ! ダメじゃないですか! どうしてくれるんですか!」
がつがつ強く責めたり、がみがみ文句を言ったりすると、店員さんは萎縮します。
自分の主張を押し通そうとすると話がこじれます。
とりわけ女性連れの男性の場合、女性の前で失敗を見せるのがかっこ悪いので強い口調になりがちです。
店員さんも人間です。
自分の主張を押し通そうとすると、店員さんはむっとして、気分を害する原因につながります。
こちらが悪いのか店員さんが悪いのかはわかりません。
予約時の会話を録音しているわけではないので、どちらに原因があるのか、詳細は不明です。
しかし、詳細は不明であっても、こちらに非がある前提で先に謝っておくのがスマートです。
「私の言い方が悪かったんだと思います。申し訳ございません」と素直に謝っておくことです。
電話で予約の際、復唱を怠った自分にも責任があるといえるでしょう。
先にこちらから謝れば、話がこじれることはありません。
そのうえで「今からは難しいでしょうか」「何とか間に合わないでしょうか」と低姿勢で丁寧にお願いしてみます。
無理を承知のうえでお願いをしてみると「何とかしましょう」と融通を利かせてもらえるかもしれません。
ダメならダメで、潔く諦めましょう。
夕方5時の予約を取り消して、別のお店に行くことも検討するといいでしょう。