病院や銀行の窓口で、横柄な態度を見せる人がいます。
ぶしつけな言葉遣い、荒っぽい接し方、非協力的な態度などなど。
会社の中では礼儀正しくても、窓口の人の前では急に態度が悪くなる人がいます。
これは良くありません。
こういう人は窓口の人を下に見ていて、窓口の仕事も軽く考えています。
お金を払う立場だから、礼儀がなくてもかまわないと思っています。
こういう人は、たいてい駅員さんや掃除係の人にも雑な態度になっています。
窓口の人も、心を持った1人の人間です。
態度の悪い人がいれば、気分を害します。
丁寧な対応をしたくても、その気がなくなってしまうでしょう。
もともとサービス精神があっても、横柄な人の前では低下します。
大切なことは「リスペクト」です。
窓口の人にも、リスペクトを持って接するようにしましょう。
窓口とはいえ欠かせない業務です。
人のため社会のために身を粉にして励んでいることに変わりありません。
窓口の人にリスペクトを持って接すれば、窓口の人からもリスペクトを持って接してもらえます。
なかなかリスペクトの気持ちが生まれないときもあるかもしれません。
そんなときは、窓口の人を「お得意さま」のつもりで接してみてください。
面識がないなら、初めて会うお得意さまと思えばいい。
そういうふうに見えなくても、そういうふうに見るのです。
受ける印象ががらりと変わって、自然と腰が低くなるでしょう。
何でもないシチュエーションでも、笑顔を心がけたくなるはずです。
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」という言葉も出てくるはずです。
お客さんの立場であろうとお金を払う立場であろうと、丁寧な態度は欠かせません。