断られたときや拒まれたとき、去り際に感じの悪い捨てゼリフを吐く人がいます。
「もうこんなところ二度と来るものか!」
「もうあなたには二度と声をかけない!」
「代わりはいくらでもいる!」
相手からNOを突きつけられると、大きなストレスを感じます。
むかむかした感情を抑えられず、何か一言言わないと気が済まないのでしょう。
ストレスを吐き出さんばかりに、感じの悪い捨てゼリフを吐いて去っていく人がいるのです。
これは良くありません。
捨てゼリフは、毒を吐くのと同じです。
言われた相手はぐさりと傷つきます。
相手は「この人の本性が見えた。断って良かった」と考えます。
捨てゼリフを吐くと印象が最悪になり、次がなくなります。
言葉や言い方によっては脅迫罪に触れる恐れもあり、余計なトラブルを招くことになりかねません。
断られたときは、素直な返事を心がけることです。
むしろ断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけましょう。
「承知いたしました。残念ですが、次の機会に期待いたします。貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございました」
これが大人の対応です。
心ではむっとしていても、表に出さず、明るい表情と感じのいいセリフで締めくくるのがベストです。
決まったセリフはありませんが、感じのいいセリフを心がけましょう。
素直で明るい返事をすれば、別れた後の余韻も良くなります。
次のチャンスが巡ってくる可能性が出てくるのです。