厳しい人生をたくましく生きるためには、楽観主義が大切です。
何事もよいほうに考え、くよくよ心配しないことです。
楽観主義になれば常に心が明るい状態でいられるので、いつも幸せ気分でいられます。
やる気や元気が出てきて、ビジネスでもプライベートでもハイパフォーマンスを発揮できます。
過去は楽観するのが大切です。
「もう終わったことだよね」
「あのときの過去があるおかげで」
「もう過去のことだから水に流そう」
過去を悔やんだところで仕方ありません。
終わったことは終わったことです。
今さら振り返ってくよくよしたところで不毛な時間が過ぎるばかり。
タイムマシンはないのですから過去に戻りたくても不可能です。
過去は、悲観するのではなく、楽観してください。
悔やむことがあれば、もう終わったこととして考えを切り替えます。
「楽観」の精神で前を向いて生きること。
過去の失敗は、笑い話のネタとして笑いとばしましょう。
過去にもめごとがあれば、水に流すことも大切です。
ずっと引きずったところで仕方ありません。
思い出すたびにいらいらしてストレスになるだけです。
ずっと固執していると過去にとらわれ、余計なエネルギーが消耗され、日常生活に支障が出ます。
過去に許せないこともあるでしょう。
許せないことは「時効」という考え方で対処してください。
いつまでも許せないと意地を張るのではなく、時効を迎えたことにしてどんどん許していきましょう。
許せば許すほど精神的な消耗も減るので、ストレスから解放されます。
過去を楽観することであなたの心が軽くなり、明るい状態が保たれます。
未来も楽観することが大切です。
「何とかなる!」
「そのときはそのとき!」
「きっとうまくいくだろう!」
未来のことはすべて楽観してください。
未来を楽観すると、未来が明るく感じるようになります。
うまくいくかどうかわからないときは、よい方向に考えましょう。
未来のことはわかりません。
わからなくて何とでも言えるなら、悲観より楽観で考えるほうが希望的です。
未来を楽観すると生きる力が湧いてきます。
将来が楽しみになり、待ち遠しい気持ちが高まるでしょう。
つらいことがあっても「これを乗り越えたら楽しいことが待っている」と思えます。
過去や未来を楽観して満足するのはまだ早い。
最後の締めくくりは「現在」です。
現在に対しても、ぜひ楽観になってください。
「今が一番幸せ」
「私は運がいい」
「今日もいい1日になるだろう」
現在を楽観すると、理由もなく楽しい気持ちになっていくでしょう。
楽しい気持ちになるのに理由はいりません。
今の自分が一番幸せと思ってください。
私は運がいいと思ってください。
根拠はなくていいので「今日もいい1日になる」と思ってスタートしましょう。
雨が降ったら「恵みの雨」と思って楽しむことです。
ドタキャンされたら「自由時間ができた」と喜ぶことです。
失敗したら「反省点が見つかった」とガッツポーズです。
何が起こってもプラスに考えることです。
現在を楽観すると現在が明るく見えます。
現在を楽観で生きると、すべてが順調だと思えるので、目の前の仕事にも集中できるようになります。
満たされた気持ちになるのでそれだけパワーも湧いて、全力で仕事に打ち込めるのです。
現在を楽観で生きると、自然とラッキーな出来事も増えます。
現在を楽観すると、笑顔と余裕が出てきて明るい雰囲気が広がるので、運と幸せを引き寄せるのです。
もうすぐあなたは、思わぬ幸運に恵まれるでしょう。
過去も未来も現在も、すべて楽観でいきましょう。
「過去は悲観して未来は楽観」「過去は楽観して未来は悲観」といった中途半端はいけません。
それは本当の楽観主義ではありません。
過去も未来も現在も楽観でいることです。
すべての時間軸において楽観を貫いてこそ、真の楽観主義です。