執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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あなたが歩く足音も、音楽。

あなたが歩く足音も、音楽。 | 日々の感動を増やす30の方法

歩くと、必ず聞こえてくる音があります。

「足音」です。

歩くたびに足が地面に当たって音が出ます。

小さな音であり、集中して聞くこともないでしょう。

普通に聞こえるものであり、特別気にすることもないでしょう。

この足音を「音楽」として聞いてみてください。

「音楽ではない」と思うかもしれませんが、頭を柔らかくして固定観念をなくしてください。

音を楽しむから「音楽」です。

音を楽しむことができれば、何でも音楽になります。

「これが音楽」と決まっているわけではなく、自分が音楽と思えば、音楽になります。

そういう発想をしたことがないなら、なおさら取り入れてみる価値があるでしょう。

楽器は、あなたの足

たとえば、歩いて買い物に行くとき、自分の足音に耳を傾けてみましょう。

どんな音がするでしょうか。

小さな音ですが、耳を澄まして足元に注意を向ければ、いつもよりはっきり聞こえるはずです。

足音は、履物の種類で変わります。

スニーカーを履いているとき、革靴を履いているとき、サンダルを履いているとき。

それぞれ変わった音がするでしょう。

足音は、歩く場所でも変わります。

草むらを歩くとき、砂利道を歩くとき、舗装道路を歩くとき。

一言で足音と言っても、まるで違った音が聞こえるはずです。

テンポの速さも調整できます。

遅い足取りで歩くときはスローテンポになり、速い足取りであるときはハイテンポになります。

足は、自分の意思で動かせます。

自分の意思で調整できるのですから、れっきとした演奏です。

これが音楽の可能性です。

素晴らしい音楽は、あなたの足元にある

さあ、歩きましょう。

自分が歩く足音を「音楽」として楽しんでみてください。

演奏者は、あなた。

楽器は、あなたの足。

観客は、あなたです。

歩くだけで音楽会の始まりです。

自分の足音に耳を傾けると、そこには音楽があります。

足音という名の音楽を楽しめば、徒歩の時間も楽しくなるに違いありません。

ただの足音ではありません。

あなたの足から奏でるメロディーです。

あるときはヒーリングミュージックのようにも聞こえ、またあるときはロックサウンドに聞こえるでしょう。

素晴らしい音楽は、あなたの足元にあるのです。

日々の感動を増やす方法(7)
  • 自分の足音は「音楽」として楽しむ。
何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
「いつもの逆」。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 自分が感じたことは、常に正しい。
    人の感じ方に合わせる必要はない。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段買わない本を買って読んでみよう。
  11. スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
    もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 過去は楽観するのが大切。
    未来も楽観するのが大切。
    現在も楽観するのが大切。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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