執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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大人になると感動が減る、本当の理由。

大人になると感動が減る、本当の理由。 | 日々の感動を増やす30の方法

「大人になると感動が減る」

ときどき聞かれる言葉です。

理由は、大人になるほど世の中を知るようになるため、感動が少なくなるとのことです。

たしかに一理ありますが、大きな誤解があります。

あらためて考えてみましょう。

知識が増えて見識が広くなるとはいえ、世の中のことをすべて知ることはできません。

たしかに長く生きるほど知ることは多くなりますが、すべてを見聞きすることは不可能です。

世の中には無限の発見があります。

いくら長生きをしても、自分にとって新しく感じることは常にあります。

にもかかわらず、大人になるほど感動が少なくなるのは、なぜでしょうか。

長く生きて、世の中のことをよく知るようになったからではありません。

本当の原因は、向上意欲の低下です。

向上意欲が低下しているため、感動したことが減ったように感じるのです。

頭が固くなり、吸収や行動力が少なくなれば、感動も減って当然です。

ネガティブがネガティブな行動を引き寄せ、さらに向上意欲の低下につながります。

いよいよ悪循環に陥るのです。

そうした自分になっているかを確かめる、大切な問いかけがあります。

「最近、感動しているかどうか」です。

平凡ですが、重要な問いかけです。

最近、強く心を動かされる経験をしましたか。

「おっ、なるほど!」「これはすごい!」と思った出来事です。

最近感動していないなら大変です。

平凡な毎日を繰り返し、頭が固くなり、行動が少ない証拠です。

同じことを繰り返すだけの毎日になり、新しいことがありません。

感動がなければ、探せばいいのです。

本屋に行って、興味のある本を1冊でも読めば、必ず感動します。

感動するときに、人間は、成長します。

常に新しいものを取り入れることで、心の新陳代謝が行われます。

「大人になると、感動することが少なくなる」という甘い言葉で、ごまかさないことです。

大人になってからも感動が必要です。

人間は、いつまでも感動し続けることができる生き物なのです。

日々の感動を増やす方法(3)
  • 大人になっても、感動を探す。
感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
目からうろこが落ちる機会を作ろう。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 自分が感じたことは、常に正しい。
    人の感じ方に合わせる必要はない。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段買わない本を買って読んでみよう。
  11. スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
    もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 過去は楽観するのが大切。
    未来も楽観するのが大切。
    現在も楽観するのが大切。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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