疲れない生き方をしたいなら、じっとしないでください。
もちろん安静が必要な状況ならいいのです。
待機や休憩など、じっとしなければいけない場面があるのも事実です。
安静が必要な状況は、無駄に動かず、じっとしていることが大切です。
しかし、無意味にじっとするのはよくありません。
むやみにじっとしているのは危険です。
じっとしていることほど疲れることはないからです。
普通に考えると、じっとしていれば疲れないように思えます。
体を動かさず何もしなければ、疲れようがないように思えるでしょう。
ここに誤解があります。
じっとしていると、まず血流が悪くなります。
脳の血の巡りも悪くなって、ぼうっとします。
老廃物の排出が滞り、倦怠感に悩まされます。
じっとしていると、無駄に時間ができるため、余計なことを考えてしまいます。
「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」と妄想が暴走を始め、不安にもがき苦しみます。
じっとしていると、変化がありません。
変化がないと、成長が止まっているように感じて焦ってきます。
はたまた人生まで止まっているように感じて、頭がくらくらしてきます。
ついには世界が止まっているような感じがして、絶望を感じてきます。
精神的な疲労が積み重なって、何もしていないのにどっと疲れを感じる。
じっとしていることほど疲れることはないのです。
疲れない生き方をするなら、とにかく動きましょう。
きちんと足を動かして、アクションを起こすことです。
もちろん激しい運動は別ですが、適度に動くだけなら意外と疲れません。
積極的に体を動かせば、血液の循環もよくなります。
動けば疲れるというのは誤解です。
老廃物の排出も促され、かえって疲れが取れていきます。
脳の血流量もアップして、頭の回転もよくなります。
動くから変化が生まれ、ワンパターンから抜け出せます。
アクションを起こすことで、何らかの結果が生まれ、成長を感じます。
人生が前進している実感が得られ、明るい気持ちになってきます。
体を動かしているうちに、不思議と元気が出てくるでしょう。
筋肉は、元気を生み出す源です。
動き続けていると、気持ちが「ハイ」の状態になるため、疲れがあっても吹き飛びます。
意外と動いているほうが、疲れないのです。
疲れない生き方をするなら、動くことです。
何でもいいから、とにかく動きましょう。
仕事で動く、遊びで動く、家事で動く。
一駅前で下りて、歩いて帰るのもいいでしょう。
週末など時間があるときは、スポーツジムで体を動かし、汗を流すのもいいでしょう。
動く理由がないなら、動く理由を作りましょう。
何もすることがないなら掃除をすればいいだけです。
じっとしているより動いているほうが疲れないのです。