人生は困難の連続です。
困難のない人生はありません。
仕事でも勉強でもスポーツでも、強くなったり大きくなったりするには、困難を乗り越えることが必要です。
大切なのは「困難に直面したときの考え方」です。
困難に対する考え方は、疲れ方に影響します。
さらには人生の成り行きにも影響します。
困難に直面したとき「行く手を阻む壁」と思うと、嫌な予感がしてげんなりします。
「乗り越えるのが大変そう」
「時間がかかって難しそう」
「これ以上、先に進めないかもしれない」
「壁=障害」という先入観があると、難しくて大変そうな印象を受けるもの。
緊張が走って体がこわばり、暗い気持ちになります。
重りを背負っているような倦怠感に襲われます。
困難を「行く手を阻む壁」と思うと、四方が壁に囲まれているように感じるでしょう。
行き止まりのように感じ、それ以上先に進めないような感じがします。
諦めて引き返そうかと思います。
ここで大切なのは、困難に対する考え方です。
疲れない人生を実現するなら、困難に直面したときの考え方を変えましょう。
「行く手を阻む壁」と考えるのではありません。
「未来につながる扉」と考えましょう。
困難に直面したら「未来につながる扉」と考えましょう。
壁に見えますが、見間違えています。
大きくて分厚いので壁に見えているだけです。
壁ではありません。
扉です。
しかも未来につながる扉です。
乗り越える必要はありません。
扉ですから、乗り越えるのではなく開けましょう。
扉ですから、どこかに「鍵穴」があります。
必要な鍵を見つけましょう。
「何とか扉を開けよう」と考え、攻めの姿勢になり、モチベーションを高めてください。
1つ言えることは「必ずどこかに鍵がある」ということです。
膨大な努力かもしれません。
ユニークな知恵かもしれません。
面白い工夫や非常識なアイデアかもしれません。
「これかもしれない」というものがあるでしょう。
当てずっぽうでもいいのです。
いろいろ試しているうちに、ぴったり鍵穴に合うものが見つかります。
必要な鍵を見つけて鍵穴に差し込めば、扉が開きます。
扉の向こうには、未来が待っています。
未来につながる扉と思えば、未来に希望が持てます。
困難に直面しても「この扉を開けば、次のステップに進めるね」と思えば、やる気と元気が出てきます。
鍵が見つかれば、分厚い扉もあっさり開きます。
未来につながる扉が開くのです。