お金は、自分の人生を豊かにするために使うことです。
お金を使って自分が幸せになれるなら、迷うことなく使うことです。
お金を使うときの基準は「自分がハッピーになれるかどうか」です。
食べ物、着る物、使う物など、そうした物を購入するとき、購入した後の自分はハッピーになれるかどうかを基準に考えます。
自分がこれを所持することで嬉しくなり、ハッピーな生活を送れそうだなと思うなら、買います。
自分の生活向上に対して使われているので、OKです。
しかし、気をつけてほしいのは、人目を気にした購入です。
「この本を持てば、尊敬されそうだな」
「高級車を持っていれば、すごいと言われそうだな」
「高級ブランド品を身につければ、かっこいいと思われるだろうな」
もちろんそうした高級品を持つのが悪いわけではありません。
お金持ちは、高級品を買えばいいのです。
収入に見合っていますから、分相応です。
しかし、適した収入もないのに、単によく見られたいからという動機で高級品に手を出すのは、要注意です。
自分がハッピーになることより、自分をよく見せようとする見えに、お金を使ってしまっています。
人目を気にすると、どうも必要のないお金を使ってしまうのが人間です。
身の丈に合っていない買い物のため、家計が傾くのです。
賢い人は、自分の人生を歩みます。
決して周りの人に流されず気にしません。
自分が一番楽しく嬉しくハッピーになれることに気を向けています。
人の目を気にしているのは、自分の人生を歩んでいるようで実は「周りの人に振り回されている人生」でしかないのです。