世界には七不思議といういわれがあり、今の世の中では解決しがたい不可思議なことの代表といわれています。
私がこの七不思議の八番目にしてもいいのではないかと思うくらいの世の中の不思議が、もう1つあります。
それが「お金について学校では教えてくれない」という不可思議な現象です。
学校では社会に出てから役立つからと、数学や社会、国語、理科などを教えます。
数学程度の計算や国語、社会の教科はたしかに社会に出てから役立ちます。
簡単な足し算や引き算、社会の仕組みや漢字の勉強は無駄ではありません。
それはいいのですが、肝心のお金については、一切教えてくれないのが学校なのです。
お金は人間が生まれてから死ぬまでずっと付き合い続けなければならない大切なテーマです。
お金は世界中で使われる英語以上の共通言語です。
「これからは国際化だ。英語をしっかり勉強しよう」などと叫ばれていますが、英語以上にお金についての勉強のほうが重要です。
にもかかわらず、これほど大切な勉強を不思議なことに学校では一切まったく触れないのです。
お金の使い方が下手な人間を、あえて作り出そうとしているかのようです。
私たちは、まずお金についての勉強が一番に不足しています。
社会についての勉強や人付き合いについてなど、いろいろと勉強しなければなりませんが、それよりまずお金の勉強です。
どういうわけか世の中ではお金について教えてくれるところがないからです。
小学校中学校といった学校でも教えてくれず、お金について未熟なひよこのまま社会に放り出されます。
これでは新社会人はお金に苦労するのも当然です。
お金は結局自分で勉強しないといけないものなのです。
私も社会人になり、お金に関しては大いに苦労しました。
お金の失敗談で何冊か本が書けてしまえるくらい失敗をしています。
新社会人のころはお金の使い方や本質がまったくわからなかったのです。
そのためおばあちゃんからもらった就職祝いの100万円を、たった1年で使い切ってしまうという大失敗もしてしまいました。
これほど大切な学校では教えてくれない勉強を、できるだけ早めにあなたにお伝えしておこうと思います。
あなたがまだ学生ならラッキーです。
社会人になって苦労するであろう出来事を、代表して経験しました。
その苦労した経験から得たノウハウをお伝えします。
お金についての勉強であり、知識であり、知恵でもあります。
これから死ぬまで一生役立ち続ける貴重な話をまとめておきました。
どれも学校では教えてくれないポイントであるだけに「そんな! まさか! 聞いたことがない」という話ばかりです。
しかし、それだけあなたがお金について何も知らなかったということなのです。