お金を払うときに、あなたが頭を下げるか下げないかで周りからの印象はぐっと変わります。
お金を払うときに頭を下げて「ありがとうございました」という人なら、あなたは今以上に印象がよくなります。
しかし、ただ無表情で頭を下げなければ、偉そうに見られてしまい嫌われます。
お金のパワーはとても強く、値段の付いている物なら何でも手に入れることができます。
お金はあなたを差別しません。
男女、子ども、老人、人種など関係なく、お金さえあれば、それ相応のサービスと交換ができます。
お金さえあれば簡単にサービスを受けられるからこそ、支払うときには偉そうな態度にならないよう気をつけなければなりません。
いくら仲介役としてお金が介在していたとしても、お金のやりとりは「人と人」です。
自動販売機などは人とのやりとりなしにも可能ですが、基本は常に人と人であることをしっかり押さえておきましょう。
お金を支払う姿を、店員さんや販売員は逃さず見ています。
商品を購入してくださるありがたいお客さんを、ほうっておくはずがありません。
お金を払ってくれるお客さんを店員さんは「ありがとうございます」と喜んでくれます。
しかし、お客さんが偉そうにしていると「支払っているんだからサービスしろ」という考えが店員さんに伝わり、嫌われるのです。
「ああ。この人はお金があるから偉そうになっている。お金の力でふんぞり返っている」
こうしたことを心の中で思っているわけです。
お金を持っているから、みんなから好かれるわけではありません。
お金を使うときの態度が重要なのです。
お金を払うときには頭を下げながら謙虚になることです。
「お金を払わせてください」という態度になれば、相手も気持ちよくお金を受け取れ、快くサービスを提供したくなります。