下手に儲け話に乗らないほうが、着実にお金は貯まります。
うまい儲け話には乗らず、毎日の仕事を一生懸命にこなすほうが長期で見て着実にお金を稼ぐことができるのです。
ですが一方で、世の中には手っ取り早くお金を稼げるという甘いうたい文句があります。
「大儲け」
「一獲千金」
「あなたにもできる」
「安定」
「絶対」
「確実」
こうしたフレーズは、お金のない人の弱い心に付け込もうとする罠です。
こうしたうたい文句に一番引っかかるのは、実はお金のない人たちです。
お金のある人はお金があるので困っておらず、案外こういう言葉には興味がなく気に留めません。
ですが、本当にお金がなくなりそうな人は、一刻も早くお金が必要な状態です。
お金が底をつきそうな人は、精神的に弱くなっています。
そんなときに甘い言葉で誘われると「待っていました」とつい乗ってしまい、罠に陥る悪循環があるのです。
どんなにお金がなくても、うまい儲け話には乗ってはいけません。
世の中にはうまい儲け話というのはありません。
世の中で手っ取り早くお金が稼げるなら、すでに世の中はお金持ちだらけでいっぱいです。
たとえ一時的に大金が稼げても、何か「違法的な手段」を使っているがゆえに、短期間に大きく稼げているわけです。
お金がなくなり気が焦り始めると、そんな当たり前のこともわからなくなってしまうから、お金は怖い。
そうした仕事は、長期で見て長続きしないようです。
街角や訪問販売で「儲かりますよ」と誘ってくれば「儲かる話なら、あなたがすればいい」と言い返しましょう。
「なぜあなたがしないのですか。みんなに話すと、みんながお金持ちになって結局同じになってしまいますよ」
相手は、具体的に言い返せないはずです。