お金は、常に使う目的があって稼ぎます。
使う目的もないのにただ稼ぐのは、意味のないことです。
自分がもっと人生を豊かにして楽しく生きたい欲求のためにお金を稼ぎ、人生を豊かにします。
しかし、使う目的のないお金でも、まったく意味がないわけではありません。
使う目的のないお金でも、お金にはお守りのような不思議な力があります。
本人の心に、安心や安定をもたらしてくれます。
「精神安定」というお守りの力です。
お金は薬ではありませんが、薬以上に効果を発揮し、精神を安定させてくれる力があります。
私もお金が底をつきそうなときは、いつも頭の中がお金のことでいっぱいになり、落ち着かずにいられなくなります。
不安になったりいらいらしたり、気持ちが落ち着かなくなります。
しかし、給料日に銀行で給料が振りこまれているのを確かめると、その瞬間からほっとして精神が安定します。
お金がないときには、どう生活しようかと焦り不安になりますが、お金が入ってくると、突然精神が安定するのです。
お金は、空気のようです。
あるときは特に意識しませんが、なければ手足をばたつかせて息苦しくなります。
またお金が補給されると、さっきまでの苦しさはどこかへ消えて、また普通に生活ができます。
お金には、本物の精神安定剤以上の効果と即効性があります。
お金があるときとないときでは、精神的な状態に大きな違いが出てきます。
お金がないときには「世の中間違っている」とか「お金持ちが羨ましい」と愚痴を言い、性格が悪くなります。
ですがその一方で、お金があると普段は口説けないような女性に対して、口説く勇気が出てきたりします。
穏やかな気持ちになったり、胸を張って道を歩けるようになったりなど、精神的な部分にも大きく影響を及ぼしてきます。
お金とは、勇気や癒しを今すぐ得られる、安定剤なのです。