逃げたときのリスクやデメリットを考えましょう。
逃げ癖のある人は、逃げたときのリスクやデメリットを考えていないことが多い。
考えていたとしても、あまり深く考えていません。
リスクやデメリットを認識していないと、安易な気持ちで逃げてしまいます。
「嫌だなあ。逃げてしまおう」という単純な考えで逃げようとします。
逃げてからでは手遅れになることがあります。
一般的に物事から逃げると、何らかのリスクやデメリットが生じます。
「あのとき逃げるべきではなかった」と後悔してからでは遅い。
そのため、あらかじめ逃げたときのリスクやデメリットの認識をしておくことが大切です。
逃げたくなったら、一度立ち止まって「ここで逃げたらどうなるだろうか」と考えてみましょう。
勉強から逃げれば、受験に失敗するかもしれません。
就職活動から逃げていれば、無職になるかもしれません。
親との話し合いから逃げていれば、支援が得られなくなるかもしれません。
仕事から逃げていれば、評価が下がったり、摩擦を生んだりするかもしれません。
人付き合いから逃げていれば、人間関係が希薄になって、孤立無援の人生になるかもしれません。
恋愛や婚活から逃げていれば、独身のままの一生を送ることになるかもしれません。
正直な気持ちから逃げていれば、いつまでも迷いは晴れず、周りに流されてしまうでしょう。
夢から逃げていれば、いつまで経っても夢を叶えることはできないでしょう。
人生から逃げていれば、自分らしくない人生を歩んでしまい、後悔を生む可能性があります。
どんなことでも、多かれ少なかれ、逃げたときのリスクやデメリットが存在します。
もちろん正確な把握は難しいですが「こうなるのではないか」という予想ならできるはずです。
大まかでもいいので、先のことを見据えて考えてみましょう。
リスクやデメリットを認識しておけば、逃げることがいかに不利益であるか実感できます。
リスクやデメリットがわかっていれば「もう少し頑張ってみよう」という考えに変わり、逃げ癖を抑制できます。
逃げたときのリスクやデメリットを考えることは、人生の失敗や後悔を減らすことにもつながります。
考えるのに手間暇は少しかかりますが「人生に影響する習慣」と言っても過言ではありません。
考えたくない現実もありますが、考えないといけない現実もあります。
後悔してからでは遅いため、前もって逃げたときのリスクやデメリットを把握しておきましょう。