純粋な人になるための絶対条件の1つ。
それは「正直」です。
純粋な人になりたいなら、嘘には注意しましょう。
もちろん完全に嘘を禁止にするわけではありません。
時には嘘も必要でしょう。
相手を励ましたり元気づけたり希望をもたらしたりする嘘ならいいのです。
それは良い嘘です。
良い嘘は、人間関係の潤滑油になります。
たとえ嘘であっても、きちんと相手に役立てば、感謝されるでしょう。
ポジティブな意味のある嘘は、時には役立ちます。
しかし、日頃から嘘ばかり言っているならイエローカードです。
やっていないのに「やった」と嘘をつく。
できていないのに「できた」と嘘をつく。
持っていないのに「持っている」と嘘をつく。
見たことがないのに「見たことがある」と嘘をつく。
経験したことがないのに「経験したことがある」と嘘をつく。
見栄を張ろうとすると、つい嘘を言ってしまうことがあります。
高評価・好印象を得るために、嘘をつくこともあるかもしれません。
悪気はないにせよ、やはり嘘をついている事実に変わりありません。
一度嘘をついてしまうと、維持するのが大変です。
話のつじつまを合わせるために、再び嘘をつかなければいけません。
どんどん嘘が増えていき、考えるのが大変になり、頭の中も混乱します。
いつか嘘とばれたら、あなたの信用が落ちてしまい、人間関係に傷をつけます。
嘘で塗り固められた人生には、偽りの人生が待っています。
嘘ばかりついていると、そのときはやり過ごせても、後から何倍も大きな苦労とストレスが襲ってくるのです。
「自分は嘘をついていない」と思う人でも油断はできません。
「無自覚の嘘」というパターンがあるからです。
一般的な嘘は、本人に自覚がありますが、無自覚というケースも少なくありません。
無意識のうちに嘘を言っていないか、自分の会話を振り返ってみてください。
事実と違っていることを話しているなら、嘘をついていることになります。
建前とはいえ、あまり大げさになると、れっきとした嘘の1つ。
嘘をつくことが無自覚かつ習慣化されていれば、もはや虚言癖です。
無自覚の嘘に心当たりがあるなら、今すぐ意識をして改善に取りかかってください。
評価が下がろうと、印象が悪くなろうと、正直に話す習慣をつけましょう。
たとえかっこ悪く思われたとしても、正直でいることが大切です。
正直に真実を話したうえで、かっこ悪いと思われてもいいのです。
別に何も悪いことをしているわけではありません。
正直に真実を話しているのですから、堂々とすることができます。
純粋な人は、必ず正直です。
正直で純粋な人はいても、嘘つきで純粋な人はいません。
正直は、純粋な人になるための絶対条件の1つです。