執筆者:水口貴博

日常の新たな風情を発見する30の言葉

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傘立てに傘を置くとき、その人の心と未来が見える。

傘立てに傘を置くとき、その人の心と未来が見える。 | 日常の新たな風情を発見する30の言葉

人の心が見える瞬間の1つ。

それは、傘立てに傘を置く場面です。

雨の日、外出先から家に戻ると、傘立てに傘を置きます。

ここで、2通りの人にわかれます。

  1. きちんと傘を巻いてから置く人
  1. 巻かずにそのまま置く人

平凡な日常のワンシーンですが、その人の内面が見える瞬間です。

楽を考えるなら、傘を巻かずにそのまま置くのが早いでしょう。

雨の日は、早く家に入りたい。

疲れているなら、面倒なこともしたくない。

足元がれていて、服についた雨粒を早く振り払いたい。

もちろん自分の傘ですから自由です。

傘の置き方も、ルールが決まっているわけではありません。

傘の置き方がどうだろうと誰の迷惑にもなりません。

しかし、何気ない場面だからこそ、心がよく表れます。

傘を巻かずに置く人は、手間を嫌がる心理が垣間見えます。

こうした人は、ほかの場面でも「手間だから」「面倒だから」「迷惑をかけていないから」という理由でサボるでしょう。

「別に細かいことはいいよね」「最低限ができていればいいよね」と思っています。

その油断と惰性は、ほかの場面でも表れます。

だらしない生活を送ったり仕事をサボったりです。

手間や面倒を嫌がる姿勢があるため、仕事はミスが発生しやすく、なかなかよい結果も出せないでしょう。

いい加減な態度で過ごしていれば、幸運に乏しい未来がやって来るのです。

一方、傘を巻いてから置く人は「きちんとしたい」という気持ちがあります。

一手間かかりますが、傘がコンパクトにまとまって、見栄えがきれいです。

収納もしやすくなります。

得をするわけでも褒められるわけでもありませんが「小さなことでもきちんとしたい」という気持ちが表れています。

こうした人は、日常生活でも丁寧にこなし、きれいな生活を送っているでしょう。

きっと仕事でも「小さなことまできちんとしたい」という気持ちで対応しているはずです。

褒められなくても、真面目にこなします。

人が見ていないときでも、真面目です。

たとえミスをすることがあっても、きちんとした態度で取り組むでしょう。

丁寧な行いを心がけていけば、幸運にも恵まれ、建設的な未来がやってきます。

着実に実績を積み上げていけば、いずれ大きな実を結ぶに違いありません。

傘立てに傘を置く場面は、心だけでなく、未来まで見えてしまうのです。

傘立てに傘を置くとき、きちんと巻いてから置くか、そのまま置くか。

あなたはどちらですか。

傘立てに傘を置くときの様子から、その人の心と未来が見えるのです。

日常の新たな風情を発見する言葉(10)
  • きちんと傘を巻いてから、傘立てに置く。
デートスポットは、1人で行くのが醍醐味。

日常の新たな風情を発見する30の言葉

  1. 私たちの頭の上には、いつも「笑顔の雲」が浮かんでいる。
  2. 食べ物にも「表情」がある。
  3. 桜が散ると、みんな見向きもしなくなる。
    散った後の桜も、鑑賞を楽しもう。
  4. にわか雨は、天からのサプライズプレゼント。
  5. チャンスは、何でもない普通の日常にある。
  6. どんな仕事でも、誰かが見ている。
    究極は、天の神様が見ていると考える。
  7. 人は誰でも、神秘と奇跡の存在。
  8. 歩きながら眺めるより、足を止めて眺めるほうが、感動も印象も深くなる。
  9. 無邪気に遊ぶ子どもを見て、うるっとくることはありませんか。
  10. 傘立てに傘を置くとき、その人の心と未来が見える。
  11. デートスポットは、1人で行くのが醍醐味。
  12. セミやスズムシの鳴き声の感じ方は、あなたの心を反映している。
    うるさく感じたら、心に余裕がなくなっている証拠。
  13. 繁華街を歩くことは、時代の空気を学ぶ屋外授業。
  14. 新発見は「歩き慣れた道」にある。
  15. 夜空に浮かぶ月には、時代を越えた感動がある。
  16. エールを送ることは美しい行為。
    頑張る人にエールを送るあなたは美しく輝く。
  17. 大変な仕事だから良いわけではない。
    楽で簡単な仕事だから悪いわけでもない。
  18. あなたには「雰囲気」がある。
  19. まな板は毎日、傷つく仕事に堪えて頑張っている。
    まな板に感謝してしすぎることはない。
  20. 勝負所の判断をするのは、自分。
    勝負所は、いくつあってもいい。
  21. 新鮮な光景は、雨の日にある。
    真上を向いて、雨粒を落ちてくる様子を見てみよう。
  22. 掃除は、始めるまでが大変。
    始めてしまえば、楽になる。
  23. 花を見る人はいても、茎や枝を見る人は少ない。
    茎や枝にも鑑賞の価値がある。
  24. 当たり前の話に、1つの無駄もない。
  25. 夕日は、太陽からあなたへのプレゼント。
  26. 迫り来る前方景色を楽しめるのは、先頭車両だけ。
    遠ざかる後方景色を楽しめるのも、末尾車両だけ。
  27. 訴求力を高めるには、文字サイズを大きくすることが必要。
  28. つまらなそうなことを「面白そうだ」と思えば、本当に面白く感じてくる。
  29. 季節外れのスキーやスノーボードを楽しむ。
  30. 「この景色に出会えてよかった」という瞬間を作るには、外に出なければいけない。
    さあ、冒険の旅に出よう。

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