自分がどう思われているか、気にしないことが大切です。
もちろん自分の映り方を気にしなければいけない場面もあります。
たとえば、スポーツの世界なら、監督や審判からの競技を評価されます。
ダンスや芝居なら、講師や観客から演技を評価されます。
ビジネスなら、上司や取引先からの評価が気になるところでしょう。
自分がどう映っているのかきちんと把握して、実生活に生かすべき場面があるのも事実です。
しかし、それは特定の場面に限った話です。
普段の日常生活において、自分がどう思われているか必要以上に気にしたところで仕方ありません。
「自分は周りから思われているのだろうか」
「変なふうに思われていないだろうか」
「心の中で笑われていないだろうか」
一度気になり始めると、ますます気になってしまいます。
心拍数が上がって、落ち着かなくなります。
普段からずっと自分がどう思われているのか気にしていると、余計なストレスを感じる原因になります。
肉体的に疲れはないのに、精神的な疲れをどっと感じるでしょう。
自分がどう思われているか、必要以上に気にしないことです。
実際のところ、あなたを気にしている人は、家族を除いてほとんどいません。
あなたがどうであろうと、周りの人は無関心なのが現実です。
じっと見られていることは少なく、一瞬見る程度。
あなたの様子がどうであろうと「自分には関係ない」と思っています。
あなたも、周りの人を深く気に留めることはないはずです。
好意を寄せている人を除いて、深く考えることはないでしょう。
面識のない人なら、気に留めることすらない場合が多いはずです。
少し変わった人がいても「おや」と思うくらいで、深く追求することはないでしょう。
たとえ「不思議だな」「変わっているな」と思うことはあっても、一瞬のはずです。
あなたがそう思うように、周りもそう思っています。
結局のところ、みんな自分が一番大事であり、他人には無関心です。
自分がどう思われているか気にしたところで仕方ありません。
自意識過剰は、余計なストレスを増やすだけです。
気になりそうなら「周りからどう思われようと気にしない」と自分に言い聞かせましょう。
勇気づける言葉を自分に言い聞かせると、心が引き締まって強くなります。
人は人であり、自分は自分です。
周りの目は気にせず、あくまで自分に集中しましょう。