行動には、2種類あります。
「自分のための行動」と「人のための行動」です。
行動といえば、まず「自分のための行動」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
自分の利益や幸福につながることに取り組もうとします。
行動するときの基本中の基本です。
誰でも自分が一番かわいいですから、自分のための行動があるのは自然なこと。
しかし、自分のための行動も大切ですが、それだけでは不十分です。
もう1つ心がけたいのは「人のための行動」です。
自分のための行動も大切ですが、人のための行動はもっと大切と考えてください。
人のために行動する人は、感謝され、感動され、愛されるからです。
たとえば、仕事です。
小さな仕事でも、仕事は仕事です。
きちんと仕事をして結果を出せば「ありがとう」「助かりました」「おかげさまです」と、感謝の言葉をいただけるでしょう。
上司やお客さまから喜ばれるだけでなく、仕事を通して社会貢献をすることもできます。
大切な人にプレゼントを贈ったとします。
「喜んでもらいたい」という気持ちが相手に伝わり、喜ばれるでしょう。
心を込めたプレゼントなら、ひしひし気持ちが伝わるでしょう。
手間暇のかかったプレゼントなら、感動してもらえるでしょう。
プレゼントを通して、大切な人との絆がますます深まるはずです。
きちんと家事に取り組んだとします。
掃除、炊事、洗濯、細かな雑用です。
家事はすべて、家族のためになっています。
家族から「きれいになったね」「いつもありがとう」と感謝されるでしょう。
面倒でつまらない家事だとしても、人のためになる仕事なら意味があります。
「人のために行動することは素晴らしい」という現実に気づいてください。
素晴らしい目的が加われば、体がうずうずしてきて、今すぐ何かしたくなるでしょう。
その人が喜んでいる笑顔を想像すると、ますますモチベーションが上がってくるはずです。
人のために行動するときは、心の持ち方も大切です。
「人からやらされている」ではなく「自分が好きでやっている」と思うようにしましょう。
自分が好きでやっていることなら、たとえ相手からリアクションがなくても、穏やかな気持ちでいられます。
あくまで純粋な気持ちになることで、幸せな気持ちになれます。
感謝され、感動され、愛されたいなら、どんどん行動することです。
人のためにする行動には、1つの無駄もありません。
あなたが行動することで、誰かを助けたり喜ばせたりできるのです。
今日は人のために、どんな行動をしますか。
あなたの行動を待っている人がいます。
あなたの行動を期待している人がいます。
誰かのために自分を生かすことで、より大きな生きがいを感じます。
そして、喜びと幸せに満ちあふれる生活が得られます。
人のために行動する人は、感謝され、感動され、愛されるのです。