「待てばうまくいく」という状況があります。
チャンスを得るために、じっと待つこともあります。
待っているだけで、運が巡ってくることもあります。
ベストタイミングまで、ひたすら待つことがポジティブに働くこともあります。
待つのが仕事とは、なんて楽なのでしょう。
待つだけでいいなら誰でもできます。
現実では、待つことがプラスに働くことがあるのも事実です。
待つだけでいいなら、行動を起こさずじっとしていればいいと思うかもしれません。
しかし、ここに注意があります。
「それなら自分も待ってみよう」と安易に考えるのは落とし穴です。
「とにかく待てばいい」「じっとしているだけでうまくいく」と思うなら誤解です。
待っているだけでうまくいくなら、誰も苦労しません。
待つだけでうまくいくのは、きちんと理由があります。
待つことが許されるのは、できることをやり尽くしたときだけです。
自分にできることはすべてやり尽くした。
全力を出しきって、できることはもう何もない。
ベストを尽くした後なら、最後は待つのが仕事です。
できることをやった後だから「待つ」という行為も意味が伴い、ポジティブに変わります。
自分ができることはすべてやり尽くしたなら、後は天に任せて、待つことが必要です。
幸運を得ようとしても、人の力ではどうすることもできないですから、焦らず気長に待つのがいいでしょう。
そのため、まだ何も努力していない人が、最初から待つのはよくありません。
じっとしているだけでは何も変わらない。
何も努力せず、最初から待ってばかりでは、失敗と後悔をしにいくようなものです。
何も努力していないなら、まず行動です。
できることはすべてやりましょう。
行動、行動、また行動。
「できることはもう何もない」と言える状態まで、徹底的に行動を尽くします。
できることをやり尽くせば、最後は待つことが仕事になるのです。