行動力をつけるには「仕事リスト」を作成しましょう。
仕事リストの作成は簡単です。
しなければいけない仕事をリストアップするだけです。
書き方は、シンプルな箇条書きで十分です。
筆記用具は、鉛筆でもシャーペンでもボールペンでもかまいません。
あくまで自分のためのリストですから、汚い字でもOK。
走り書きでもミミズのような字でも、自分さえ読めれば支障はありません。
優先順位が必要なら、リストの先頭に番号を振っていけばいいでしょう。
今日しなければいけない仕事を書くと、自分の取るべき行動が明確になります。
抱えている仕事を整理することで、取り組みに迷う時間を省略できるため、効率化にもつながります。
仕事を目で見える状態にすることで、頭の中も心の中もすっきりして、行動力を発揮しやすくなるのです。
出来上がった仕事リストは目立つ場所に貼りましょう。
目立つ場所ならどこでもかまいません。
机の上、冷蔵庫の扉、自分の部屋の壁など、どこでも自由です。
目立つ場所に貼れば、必ず見てしまうので、ど忘れを防いだりモチベーションを高めたりできます。
不思議なことに仕事リストを作成すると、リスト内容が自分に与えられた使命のように感じてきます。
取り組みたい気持ちが自然と湧いてきて、うずうずしてきます。
気持ちが高揚してきて、やる気を抑えるほうが難しくなります。
外出や移動の多い仕事なら、仕事リストも携帯しておきましょう。
次のアクションに迷ったとき、仕事リストが備忘録になります。
途中で新しい仕事が舞い込んできたら、仕事リストに追加すればいいだけです。
仕事が多くなって、表面がいっぱいになれば、裏面を使えばいいだけです。
行動が終わったら、赤で横線を引っ張りましょう。
悪い敵をやっつけたかのような感覚があり、快感です。
1つ目の仕事が終わると、達成の快感をもっと得たくなって、2つ目の仕事も取り組みたくなります。
調子に乗って勢いが出れば、3つ目・4つ目・5つ目も取り組めます。
もしその日のうちに消化できない仕事は、翌日に回せばいいだけです。
優先順位の番号を振り直せば、翌日から新しい気持ちで取り組めます。
たったこれだけで、行動力は倍増です。
仕事リストを作るのに少し手間暇はかかりますが、それでも作っておくほうがいいでしょう。
手間暇はかかっても、それ以上に大きなメリットが得られます。
「作ろうかな」と迷う暇があるなら、さっさと作りましょう。
仕事リストが、あなたの行動力を高めてくれるのです。