なかなか答えが見つからず、苦労することがあります。
「いくら考えても、正解が見つからない」
「どの選択肢も現実的ではなさそう」
「時間をかけて考えているのに、なかなかよい考えが浮かんでこない」
そんなとき「これ以上考えても無駄だろう」と諦めそうになるかもしれません。
しかし、ここが正念場です。
考えてすぐ答えが見つかるなら、誰も苦労しません。
考えるのをすぐ諦めるのは、賢い人の姿勢ではありません。
賢くなるために必要なのは「考える」ではなく「考え抜く」という姿勢です。
なかなか答えが見つからなくても、すぐ諦めるのではなく、あらゆる可能性を探ってみてください。
壁にぶち当たってからが、本当の始まりです。
前提条件を見直してみる。
別の視点から見直してみる。
振り出しに戻って、ゼロから考え直してみる。
インターネットの検索条件を変えてみる。
人に相談して、知恵を拝借する。
すべての可能性を探ったつもりでも、実は、まだ別の可能性が隠れているかもしれません。
適度な休憩も大切です。
いったん休憩を入れてから考え直すと、思考がリセットされ、あっさり解決策が思い浮かぶこともあります。
壁に当たっているとはいえ、思考の限界に達しているとは限りません。
自分が限界と思い込んでいるだけかもしれない。
思考には、限界がありません。
「必ずどこかに答えがある」
「考え抜けば、きっと正解が見つかる」
可能性を信じて、さまざまな角度から考え抜くと、正解が見つかりやすくなります。