身長を伸ばすには、縦方向の運動が有効です。
スポーツでは、バスケットボール・バレーボール・サッカー・テニス・ダンスです。
身長を伸ばすことに関しては、有利に働きやすいスポーツと言えるでしょう。
あくまで適度な運動の範囲なら、骨の成長に有効です。
しかし、ここでよくある誤解があります。
身長を伸ばしやすいスポーツがあるとはいえ、好きでもないスポーツを無理やりさせるのはよくありません。
好きでもないスポーツを無理やりさせると、本人はストレスをためたり、情緒不安定になったりします。
好きではないスポーツだからこそ、三日坊主や挫折を招きやすくなるでしょう。
身長の増加に有利なスポーツとはいえ、途中でやめて運動しなくなっては意味がありません。
スポーツを強制させると、最終的に運動そのものが嫌いになる恐れもあり、かえって逆効果になるのです。
スポーツをさせるなら、あくまで本人が好きなジャンルであることが大切です。
好きなスポーツをするからこそ、楽しみながら運動でき、自然と運動量も増えます。
なかなかうまくいかないことがあっても、好きだからこそ粘りやすくなり、根気が身につきます。
好きだからこそ、上達も早くなるでしょう。
あくまで本人が好きであることが重要です。
また「スポーツ」というカテゴリーにとらわれず「運動」という大きなカテゴリーで考えることが大切です。
たとえば、鬼ごっこ・縄跳び・ドッジボールなどは、スポーツではありませんが、立派な運動になります。
昔ながらの遊びでも、しっかり体を動かして楽しめば、十分な運動量になります。
散歩やウォーキングであっても、毎日楽しんで続けられるなら、十分な運動になります。
大切なことは「スポーツをすること」ではなく「運動をすること」です。
運動になることなら、何でもかまいません。
本人が好きな運動であることが大切です。