食品を選ぶときに配慮したいのは、栄養だけではありません。
食品添加物にも配慮が必要です。
栄養ばかりに意識が向く一方、食品添加物の存在が見落とされる傾向があります。
食品添加物の種類によっては、ビタミンやミネラルの吸収を妨げたり、体外への排出を促したりするものがあります。
せっかく栄養が豊富な食品を選んでも、食品添加物が多く含まれていると、一部が無駄になる場合があります。
またホルモンの分泌を妨げる可能性があることも見逃せません。
少なくとも食品添加物が成長によい影響をもたらすことはありません。
食品添加物が多く含まれている食品ばかり食べていると、体の成長を妨げる場合があります。
私たちが口にする加工食品のほとんどは、何らかの食品添加物が使われているのが現実です。
たとえば、インスタント食品・ファストフード・ジャンクフード。
色鮮やかでおいしそうに見えても、その色の正体は「着色料」という場合が少なくありません。
健康によさそうなスポーツドリンクでさえ、添加物が使われているものがあります。
特にコンビニで売られている食品の多くは、何らかの食品添加物が使われていると考えていいでしょう。
完全に避けるのは難しくても、できるだけ避ける努力が必要です。
神経質になる必要はありませんが、ある程度の配慮は必要でしょう。
食材は、できるだけ自然のまま味わうのがベストです。
コンビニで食品を購入するのもいいですが、手料理が最も安全で安心です。