執筆者:水口貴博

子どもの身長を伸ばす30の方法

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夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。

夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。 | 子どもの身長を伸ばす30の方法

思春期は、やることが多くて忙しくなる時期。

塾・部活動・習い事があって、夜遅くまで起きてしまいがちです。

特に試験前など、徹夜で頑張らなければいけない時期があるでしょう。

夜遅くまで起きていると、小腹がすいて、夜食を食べる人も多いのではないでしょうか。

しかし、良かれと思って食べる夜食には、注意が必要です。

夜食を食べると、睡眠中の成長ホルモンの分泌を妨げられてしまいます。

理由は、血糖値です。

成長ホルモンは、血糖値が高いときには分泌されにくくなる性質があります。

そのため、成長ホルモンがスムーズに分泌されるには、血糖値がある程度まで下がっている必要があります。

夜食を食べると、血糖値が上がるため、成長ホルモンの分泌を妨げます。

糖分がたっぷり含まれたソフトドリンクも、血糖値を上げてしまうため、控えておくのが賢明です。

また寝る前に固形物を食べると、睡眠中にも内臓を活動させることになるため、睡眠が浅くなる悪影響もあります。

夜遅くまで起きていると、小腹がすいて夜食がほしくなりますが、身長を伸ばしたいなら、空腹状態で寝るのが理想です。

目安としては、就寝の2時間前から食事を控えておきましょう。

どうしても空腹が我慢できないときは、枝豆・卵・豆腐など、低カロリー・高タンパクの食品を選ぶようにします。

飲み物なら、低脂肪の牛乳がおすすめです。

甘さを控えたココアも許容範囲です。

食べるなら、夜より朝。

夜におなかがすいた分だけ、朝しっかり食べればOKです。

子どもの身長を伸ばす方法(15)
  • 就寝2時間前からは食事を控える。
夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
身長が伸びるのは睡眠中。

子どもの身長を伸ばす30の方法

  1. 身長を伸ばすためには、正しい知識が必要。
    世の中の俗説に惑わされない。
  2. 身長の増加には期限がある。
    思春期は、身長を伸ばす最後のチャンス。
  3. 身長を伸ばすための3大要素。
    「食事」「睡眠」「運動」。
  4. 身長を伸ばすために重要な5つの栄養素。
  5. 育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニュー。
  6. 1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。
  7. 成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。
  8. 肥満体は、身長が伸びにくい。
    脂肪が多すぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  9. 栄養摂取は、食事が基本。
    サプリメントは、あくまで補助。
  10. 栄養の吸収率を高めるポイントは、明るい気持ちで楽しく食べること。
  11. 食品添加物を多く含む食品は、できるだけ避けよう。
  12. 加工食品の食品添加物を少しでも取り除く工夫。
  13. 環境ホルモンを避ける5つのポイント。
  14. おやつの差が、身長の差になる。
  15. 夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。
  16. 夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
    身長が伸びるのは睡眠中。
  17. 身長を伸ばすための十分な睡眠時間。
  18. 成長ホルモンには、分泌されやすいゴールデンタイムがある。
  19. 睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。
  20. 睡眠は、長さだけでなく、質も大事。
  21. 身長を伸ばすためには「縦方向の運動」が効果的。
  22. 好きでもないスポーツを、無理やりさせない。
  23. ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  24. 身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。
  25. 休日であっても、油断しない。
  26. 身長が高くなった自分をイメージして、努力を促す。
  27. 思春期の開始と終了を遅らせる3つの方法。
  28. 「4分の1が遺伝で決まる」と嘆くのではない。
    「4分の3は努力で伸ばせる」と考えよう。
  29. 身長が伸びない場合は、病気の可能性を疑ってみる。
  30. 愛情こそ、子どもの成長に一番大切な栄養素。

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