思春期は、やることが多くて忙しくなる時期。
塾・部活動・習い事があって、夜遅くまで起きてしまいがちです。
特に試験前など、徹夜で頑張らなければいけない時期があるでしょう。
夜遅くまで起きていると、小腹がすいて、夜食を食べる人も多いのではないでしょうか。
しかし、良かれと思って食べる夜食には、注意が必要です。
夜食を食べると、睡眠中の成長ホルモンの分泌を妨げられてしまいます。
理由は、血糖値です。
成長ホルモンは、血糖値が高いときには分泌されにくくなる性質があります。
そのため、成長ホルモンがスムーズに分泌されるには、血糖値がある程度まで下がっている必要があります。
夜食を食べると、血糖値が上がるため、成長ホルモンの分泌を妨げます。
糖分がたっぷり含まれたソフトドリンクも、血糖値を上げてしまうため、控えておくのが賢明です。
また寝る前に固形物を食べると、睡眠中にも内臓を活動させることになるため、睡眠が浅くなる悪影響もあります。
夜遅くまで起きていると、小腹がすいて夜食がほしくなりますが、身長を伸ばしたいなら、空腹状態で寝るのが理想です。
目安としては、就寝の2時間前から食事を控えておきましょう。
どうしても空腹が我慢できないときは、枝豆・卵・豆腐など、低カロリー・高タンパクの食品を選ぶようにします。
飲み物なら、低脂肪の牛乳がおすすめです。
甘さを控えたココアも許容範囲です。
食べるなら、夜より朝。
夜におなかがすいた分だけ、朝しっかり食べればOKです。