あなたには友人が何人いますか。
人生では調子のいいときがあります。
あなたの調子がいいときは、きっと大勢の人に囲まれるでしょう。
呼ばなくても、向こうから人が寄ってきます。
調子がいいときは、その話題に乗ったり運にあやかったりしようと、多くの人が寄ってくるもの。
多くの人に囲まれて、人気者の気分を味わい、幸せと思うでしょう。
しかし、普段は仲良しの友人関係であっても、自分にトラブルが起こると、急に対応が変わります。
自分の周りを囲んでいた友人たちが、さっといなくなるのです。
「面倒なトラブルにかかわるのは嫌だ」と警戒して、距離を置きます。
あるいは、そそくさと逃げていきます。
「助けてくれ」と言っても「急ぎの用事を思い出した」などと言われ、助けてくれません。
昨日まで仲の良かった人に連絡しても、音信不通です。
気づくと、多くの友人を失っているのです。
多くの友人を失ったと思いますが、そうではありません。
そもそも最初から友人ではなかったのです。
友人のように見えた、知り合いでした。
多くの人が離れていく中、最後に残ってくれる人がいます。
その人が、本当の友人です。
その友人を一生大事にしてください。
トラブルがあっても、あなたを見捨てなかった友人に感謝しましょう。
トラブルのときに応援してくれた人こそ、本当にあなたを考えてくれている人です。
あなたの人生において、お金以上に価値のある財産です。