人間は、どんなときに反省するのでしょうか。
楽しんでいるときや喜んでいるときには、意外と反省はしません。
何も悪いことが起こっていないので、反省する必要もありません。
喜びや嬉しさで頭がいっぱいになり、ほとんど反省はしないでしょう。
うまくいっているときは、気分こそいいかもしれませんが、成長という意味では物足りないのです。
反省は、落ち込んでいるときにするものです。
試合で負けたとき。
試験で悪い点を取ったとき。
仕事で失敗したとき。
人間関係がこじれたとき。
何か思いどおりにいかないことがあって落ち込んでいるとき、反省します。
しかし、反省するからこそ、自分の悪い点に気づけ、改善するチャンスになります。
もう二度と同じ苦しみを味わいたくないので、改善も本気になって取り組みます。
人間は、落ち込んでいるときこそ、よく反省できます。
落ち込んでいる数だけ、成長すると言っても過言ではありません。
よく落ち込む人が、一番成長するのです。