「友人と呼べる人は、何人くらいいますか」
「友人は多いほうですか、少ないほうですか」
友人の数の確認だけと思われがちですが、面接官が知りたいのは、それだけではありません。
本当に知りたいのは、人間関係に対する価値観です。
応募者がどんな価値観で人と接しているのか、友人の数を通して把握するのが本当の狙いです。
そのため、答え方にも注意があります。
「人間関係は必要ない」「友人は作らないようにしている」などの回答は、面接官を不安にさせるでしょう。
社会に出て仕事をするなら、人間関係は必要不可欠。
人を寄せ付けない主張をすると、選考を不利にさせる可能性があります。
答え方としては、まず結論から述べましょう。
面接官からの評価は気にせず、正直に答えることが大切です。
「多いほうです」「少ないほうです」など結論から始めると、話がわかりやすくなります。
結論の後には、人間関係に対する考え方や価値観も述べるといいでしょう。
こうした点を、具体的に回答することが重要です。
友人は、少ないと評価が悪くなると思われがちですが、誤解です。
肝心なのは、価値観です。
「信頼関係を重視したい」
「量より質を大切にしている」
「誕生日には、プレゼントを贈るようにしている」
人を大切にする価値観が伝われば、たとえ友人の数が少なくても、価値観を評価してくれるでしょう。